あらすじ
外部との連絡が取れなくなったクルーズ船で、次々と起こる悲劇の殺人事件。その犯人は5年前の「血の実習事件」でロンをはめた、M家の内通者だという。BLUEに潜む内通者の正体は…!? 訳あり探偵とピュアな迷刑事の異色コンビが事件に挑む、探偵活劇第10巻!!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
逆転に次ぐ逆転で脳汁が止まらん。
決定的な証拠で一度はエルマー・スティングレイに注目を集めさせておきながら、解決編の盤面ではフィン・フェネックを追及……だが、それすらも真犯人を炙り出すためのミスリードに過ぎず、最終的にはロンの推理で真犯人を見事に特定。序盤から綿密に散りばめられていたピースが次々とハマっていく快感は、まさに鳥肌モノだった。
ロンの機転で第三の殺人を未然に防ぎ、真犯人も見つかったことで大団円を迎えるかと思いきや……モリアーティの策略はさらに上を行っていて、あっという間に形勢再逆転。最後の最後にとんでもない置き土産を残してくれたよ……。
絶望的なあの状況を一体どう切り抜けるつもりなのか、次巻で描かれるであろう決着が楽しみでならないね。
とうとう内通者が発覚
5年前の真相が発覚。
なるほど、と思いつつ、そう簡単にに騙しきれるものかな? とも思ったり。
エルマーがロンを「親友」と呼ぶきっかけが明かされた時は、「あのロンがそんな親切を?」と疑う反面「まぁ、ロンだって非情人なわけじゃないしな…探偵目指してるんだし」と納得する気持ちもあり。でもロンの推理が当たっているのであれば、ちょっとエルマーが可哀想。この5年間、自分を助けてくれた親友はロンだと思っていたのだし。
ドキドキの展開なんだけど、ただ一つ。
最後の観客の命を取るか、トトの命を取るか選択を迫られる展開。2件目の事件で「いずれも被害者を大切に思っていた人物が加害者になっている」ってロンの推理で、なんとなく先を読めちゃったのが残念。「コレ絶対ロンに、トトとその他の命のどちらかを選ばせる展開だ……」って。
まぁ、わかってはいるけれどドキドキなのは変わらないので先が待ち遠しい。
トトと観客、両者の命を助けようとするロンに手を貸してくれる人物は誰なのか……エルマーだったらいいな。
内通者が内通(しかも5年も前から!)をしていた理由はまだ明かされてはいないけど。たぶん彼女が関係しているのは間違いないのだろうなぁ……
彼女と内通者も、カワセミ刑事と山根さんみたいな関係に落ち着けるといいな。