あらすじ
ロンのもとに、親友で相棒を名乗る男・エルマーが訪ねてくる。BLUE在学中のクラスメイトだというエルマーのことを、ロンは覚えていなかった。一方、ロンの相棒出現にトトは焦り…!? 訳あり探偵とピュアな迷刑事の異色コンビ解消の危機!? 探偵活劇第9巻!!
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Posted by ブクログ
ついに始まったマイロ・モリアーティとロンの大勝負。
その舞台となるのは、外界から完全に隔絶された豪華客船(クローズド・サークル)。富裕層の客もいれば、密航者(シュピッツ)もいるし、何者かに脅されている職員もいたりと……大長編を彩る土台の設定は申し分ない。争点となるポイントや疑惑を事前のエピソードで丁寧に整理してくれたのもあって、こちらも心の準備を十分に整えて臨むことができた。
あとはこれらの素材をどう活かすかだけど……のっけの殺人事件から不可解な謎だらけで、めちゃくちゃ面白い。ミステリー初心者の自分では、犯人はもちろん、トリックすら分かりっこないものの、かつてないスケールで描かれる長編ミステリーにワクワクもしてる。
真実を暴く瞬間が待ち遠しい。
とうとう事件の核心へ?
ロンの親友を名乗るエルマーへの疑惑を深めつつ、ロンとトトはM家長男の招待(挑戦状)を受けて客船へ。
長男が直接動いたこと、ロンが探偵失格となった事件の詳細も明かされ、かなりドキドキの展開。次巻か11巻あたりでこの一件も収束するのだろうか。次が待ち遠しくてたまらない。
今回の一番の衝撃は、ロンがウィンターのことを「彼女」と称していたこと。読み間違い・誤植じゃなければウィンターは女性だったということに。私はずっと男性だと思ってました。
あと、過去の事件が起こる前数日間の描写があったんだけど、ロンとエルマーって接点あった? エルマーが転校してきてすぐ、ロンは課題を解くために部屋に閉じこもっていて、問題が解けたのは事件の当日。慌てて現場に向かったのだから、エルマーとの接点はないように思えるけど……
ロンが問題を解くことに熱中するあまりエルマーの存在を認識してなかったとか? でも傷の手当てをしてもらったって言ってたけど…それも解明されるのだろうか。