あらすじ
名門財閥の令嬢でありながら、父が妾腹だったために、親縁から疎まれ、蔑まれ、”雑草“と呼ばれて育った由梨。
財閥系の支社へと左遷になった父に伴い、由梨は東京から北の地へ越すことになるが、そこで狼のような強く美しい瞳を持つ男・加賀に出会う。地元の名家の当主で、若くして支社の副社長でもある有能な加賀の手配により、由梨はひっそりと秘書室で働くことになった。
…それから5年。病弱だった父が亡くなり、一族から東京へ呼び戻されることを恐れていた由梨は、ある吹雪の夜、加賀家の屋敷に呼び出される。すると加賀から「私の妻になる気はあるか」と突然持ち掛けられ――!?
雪深き街で織りなすドラマティック・ラブストーリー、運命の恋が動き出す第1巻。
(この作品は電子コミック誌comic Berry's Vol106に収録されています。重複購入にご注意ください)
感情タグBEST3
ヒロインの…
今までのヒロインの家庭環境は、お世辞にも良いものとは言えなかったから、結婚したことによって、幸せになれそう💖
ヒーローはゆっくりと夫婦の絆を深めていくつもりらしいけど…一読者としては、焦れったい!(笑)
早く、二人がイチャイチャするところが見たい💖
狼のイメージって…力強くて、動物の中でも凛とした美しさがあって、また夫婦で力を合わせて子育てをするなど家族を大事にする面もあって…。加賀社長はまさしく狼って感じですね。自信に溢れ力強く、凛としていて、それでいて優しく、夫として妻の由梨を大切にしようとしてくれてる。
結婚式です。加賀社長優しいです。ゆりちゃんの気持ちを推し量ってゆっくり居心地のよい場所にしていくつもりで。ラスト「やっと手にいれた」きゅんです!
【最終巻追記】元カノとドロドロ展開になるのかと思いきや、由梨ちゃんが成長していく姿に重きをおいているのがとても良かったです。社長とお嬢様なのにキラキラした非日常でなく地味な仕事風景なのも共感しやすいです。だいたい旅行が酒造ってとこもストーリー展開に必要とはいえ地味(笑)海外にワイン買いつけとかじゃないのね。最後、爽やかにまとまって何だか元気になれました。