あらすじ
名門財閥の令嬢でありながら、父が妾腹だったために、親縁から疎まれ、蔑まれ、”雑草“と呼ばれて育った由梨。
財閥系の支社へと左遷になった父に伴い、由梨は東京から北の地へ越すことになるが、そこで狼のような強く美しい瞳を持つ男・加賀に出会う。地元の名家の当主で、若くして支社の副社長でもある有能な加賀の手配により、由梨はひっそりと秘書室で働くことになった。
…それから5年。病弱だった父が亡くなり、一族から東京へ呼び戻されることを恐れていた由梨は、ある吹雪の夜、加賀家の屋敷に呼び出される。すると加賀から「私の妻になる気はあるか」と突然持ち掛けられ――!?
雪深き街で織りなすドラマティック・ラブストーリー、運命の恋が動き出す第1巻。
(この作品は電子コミック誌comic Berry's Vol.120に収録されています。重複購入にご注意ください)
感情タグBEST3
政略結婚ではなく、本当に由梨が好きだったことをこんなふうに告白する形になってしまったのは残念でせつない…。
隆之さんが誠実で由梨のことを本当に好きだからこそ、今言わずにはいられなかったんだね。
でも…。由梨が結婚を決めたのは加賀社長に恋してる自分に気づいたからだけど、今井家で意志や行動を抑えられていた由梨は、政略結婚だからこそ加賀社長との結婚に踏み切れたんだと思うな。だから、それはそれでよかったんだと思う。今度は由梨が自分で選ばないといけないね!