あらすじ
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】史上初、6号の適合者となり訓練する市川レノ。そしてカフカは、保科から隊式格闘術を教わり、努力を続けていた。さらに防衛隊は、9号災害を予測し、各部隊の準備を進める。一方、鳴海はキコルに母の形見・識別怪獣兵器4号を使えるよう指示を出す。――次世代が動き出す、第九巻!!
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夢を諦めてしまった人、夢を諦めきれない人へ、心をアツくする物語!!
怪獣発生率が世界屈指の日本。
怪獣を討伐するために組織された防衛隊は、憧れの的でした。
害獣専門清掃業として働く日比野カフカも、かつては防衛隊員を目指していたひとり。
ですが、厳しい現実を前にいつの日か夢を諦めてしまったのでした。
そんな時カフカの仕事先に新しく入ったバイト・市川レノもまた防衛隊員を目指していたのです。
夢を諦めてしまったカフカに対し冷たい言葉をかけるレノ。
しかしそんなカフカはめげずに、目の前の仕事を一生懸命に挑みます。
そんな男気あるカフカの姿を見て、レノは心を動かされ防衛隊の募集年齢が引き上げられカフカも受験資格がある事を教えてあげるのです。
そんな矢先に、怪獣に襲われる二人。
なんとか助かるものの、謎の生物によってカフカは怪獣となってしまったのです!!
怪獣を倒す防衛隊員を目指していたはずが、駆除される側になってしまったカフカ…。
このまま彼は防衛隊員になれるのでしょうか…!?
夢破れた男が新たな力を手に入れ、再度夢を掴もうとする。ある種王道の少年マンガ展開ですが、主人公が32歳のおじさんという所が斬新です。
若者だけが夢や希望、可能性に溢れているわけではないという部分が、新しい少年マンガの道を切り開いたと言えます。
何歳になっても夢を見ることは大切であると思わせてくれ、子供だけではなく大人も心を掴まれるのではないでしょうか。
「怪獣8号」と命名されたカフカの見た目は、かなりダークなフォルムになっています。
物語も怪獣によって町が破壊され犠牲が出たりと重い展開ですが、カフカのおちゃらけた性格のおかげで全体的にコミカルになっています。
悲しい物語や重い展開は読むのが辛い…という方でもスイスイ読めるのではないでしょうか。
怪獣と言えば「ゴジラ」や「ウルトラ怪獣」など、日本には怪獣文化が根付いていると言えます。
この物語はそんな怪獣大国日本の新たな怪獣マンガと言えるのではないでしょうか。
感情タグBEST3
ナンバーズになった10号のキャラが立っていてとても良いです。意思を持ち話すナンバーズは初めてなので、ホシナとの掛け合いがもっと見たくなります。
父の死を経て母の使用していた4号を見に纏い、主人公のような要素もりもりのキコルの成長が著しいです。カフカ負けるな。
盛り上がる新章突入!
9巻の前半は淡々と、そして心に染みる展開が続く。
これもすべて、激動の後半への導入部分という感じか。
そして後半、怒涛の展開に。
これは熱い。
正直、ナンバーズ兵器の登場は「いつものジャンプ系的インフレ」を思わせて好きではなかったが、保科宗四郎と10号のコンビはまた新しい展開を呼び覚ます。
次巻以降がまた楽しみになってきた。
正直、個人的には展開が無茶苦茶になってきた呪術廻戦よりずっと好きで、期待してます。
これぞ少年漫画
カフカ以外もみんなキャラが立っていて、9号出現以降のみんなのパワーアップもリスクと努力の裏付けがあって好感が持てる。バトルの一つ一つにいろいろな想いが乗っかっていて熱いのも少年漫画っぽい。マニアしかついていけない複雑な話や見づらい絵柄の漫画が増える中、わかりやすい王道のストーリーと見やすいながらも迫力ある絵柄のこの作品は本当に素晴らしい。
ほっこりからのバトル。
第3部隊の仲の良さにほっこりする前半でした。特にレノくんが自分の電話にはカフカさんが出てくれないと怒るところが面白かったです!レノくんは良い子だなあと思います。
そしていよいよ怪獣9号が動き出します。テンポが良いのでお話がさくさく進んで、どんどん引き込まれます。ラストが保科副隊長と怪獣10号コンビなので、続きがとても気になります!
大好きな作品です!
作品の奥行きも素晴らしく、登場人物個々の性格もとても素敵です。連載が終わってほしくない作品です。続きが楽しみ!
Posted by ブクログ
カフカの正体を知っても、仲間は受け入れてくれたようでよかった。しかし…あれだけ通知溜めまくったスマホがどんな音するんか、試してみたいw
怪獣たちの動きがさらにエグイことに。
どうやら「怪獣の花唄」を聴いている状況ではないか。この曲好きだけど。
怪獣スーツを装着したキコルと保科副隊長が投入・・・だけど、保科副隊長と10号、気ぃ合わなさすぎて笑う。今回は保科副隊長が合わせたる、言うてました。この後どうなる?
戦闘シーンはスピード感があり、え?もう一巻読み終わった?!って感じでした。
保科×10号これからどうなるのかめちゃくちゃ期待してます!
Posted by ブクログ
物語が一気に展開した9巻。
新怪獣の登場でとても話に引き込まれた。
詳しくは知らないが、ジャンプ+の方で展開が遅いなどの意見があるのを耳にした。
個人的にはキャラの深掘りやアクションを読みやすくするためにコマを使ってくれる分には気にならないので、次巻以降に期待。
どうする防衛隊!?
仲間の存在を改めて感じ、一段落したカフカ。
日本全国に怪獣が一気に群発。
ここで日本全国、関東各所でこれまで準備してきた怪獣対策が発動する!
母の残した装備で戦うキコル、新装備を試す保科副隊長。これから各地で彼らの戦いが繰り広げられるかと気になって仕方ない
Posted by ブクログ
同期組と離れてかなり経っているのも有って、彼らの事をカフカがどう考えているのかという点がすっかり抜け落ちていたなぁ
あの時はどさくさ紛れの短い時間でレノから信頼を託されただけだった。だから時間が経ってしまえば、あの時受け取った感動に自身を持てなくなってしまうかもしれない
そんなカフカの懸念を宇宙までぶっ飛ばすかのような通知の連続は王道展開だからこそ、心が温かくなるなぁ…
カフカは本当に良い仲間に恵まれたね
徐々に新たな力を手にしていく防衛隊の面々。ただ、それ以上に9号は大きな力を手にしたわけで
一時の静寂を破り日本中を大混乱に突き落とす怪異の連続、更に生じた群発災害は人智を超越した何か
目出度い結婚式場を一切の情を感じさせない程に滅茶苦茶に破壊する怪獣には恐怖しか感じないし、だからこそその状況を変える為に奮闘する防衛隊の姿に頼もしさを覚えてしまう
全般的に防衛隊は新たに手にした力を使いこなして怪獣に抗っているというのに、まさかの保科だけ奇妙なことに…
相性最悪の強者同士によるバディ。片方だけが成功するなんてあり得ない一蓮托生。これを保科はどう乗り切るのかな?
匿名
久しぶり
久しぶりに積ん読状態にしてしまって居たのに、手を付けました。
相変わらず面白い。
アニメPVもかなり良かったので期待してます。
Posted by ブクログ
魅せ方上手し。とんでもない怪獣のオンパレードに対し、こっちも圧倒的パワーアップで迎撃。間が一気にすっ飛んだ気もするけど、この方がいっそ痛快で良い。
あ
ヤバい…。10号のぴょん吉化…。
結婚式場の鳴海隊長かっこよすぎてびびる…。
カフカの今後が楽しみすぎて早く続きが読みたいです。
怪獣の紹介多い。
Posted by ブクログ
予測される9号災害に向けて、各部隊が対策を進める日本防衛隊。識別怪獣兵器6号を市川レノが4号を四ノ宮キコルが、それぞれ使いこなすため訓練に励んでいた。そしてついに起きてしまう群発災害…。
史上初、意思を持ち喋る識別怪獣兵器、試作品10号を使うのは、保科副隊長…果たして10号を使いこなすことができるのか?ピョン吉…10号兵器Tシャツ、ぜひ作って欲しいなぁ。
Posted by ブクログ
怪獣9号による侵攻準備が不気味に進むなか、防衛隊員もそれぞれの覚悟を胸に鍛錬する。母と同じナンバーズを装備したキコル、怪獣10号と同期した保科副隊長が出撃し、今後の大きな見せ場となりそう。
エヴァやピョン吉などのオマージュもあって面白い。