あらすじ
英国へと到着した航空都市艦・武蔵。そして、来るべきアルマダ海戦の歴史再現に先駆け行動を開始した三征西班牙(トレス・エスパニア)。
三カ国の駆け引きと思惑が蠢くなか、いよいよ英国と武蔵による合同学園祭が始まった……。
果たして、武蔵・教導院のメンバーの前に現れた英国“女王の盾符”たちとの戦いの行方は? “重双血塗れ”メアリの処刑は? 世界征服のためにホライゾンとデートするトーリの決断と正気は? ……あとまあ、点蔵の地味な運命は!?
それぞれの想いが交錯するなか、ついにアルマダ海戦の歴史再現が始まる!
『境界線上のホライゾン』第2話完結!
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Posted by ブクログ
1100P超えのライトノベルかぁと脳内会議。
読み終わるまで、3ヶ月ぐらいかかるなぁと思っていましたが、
以外に読み終わるのは早かったです。
アニメをみて、本をみて、アニメをみて、本をみて。
これらを繰り返していたら、時間がかかったような印象。
そういった意味でいえば、アルマダ海戦凄く好きになりました。
とはいっても、ちゃんとしたアルマダの海戦を知らないという……。
時間があるときに調べたいですね。
それとシェイクスピアの、リア王、マクベスも時間があれば読みたいですね。
戦闘シーンですが、個人的にもう少しボリュームが欲しいキャラクターがいたりいなかったり。
アルマダ海戦がメインということもあり、仕方ないのかなぁと。
長い文章であるのに、読みやすいなと思います。というのも文章自体の区切り、文字間隔がそれを制御している感じもあります。
それと●の使い方により、またシーンの制御が素晴らしい。
リズムと、読者の頭が理解できる文章、勉強になりました。
三期もあるといいですね。
Posted by ブクログ
英国後編
相対戦が行われる中、点蔵とメアリは倫敦塔へ。
そして、過去襲名前のヘンリー八世、キャサリン王妃、アン・ブーリンの3人が1年程度妖精に隠されたこと。最後にヘンリー八世は、二境紋と共に公主隠しに合っていたことを知る。
一方、デートしてたホライゾンは判断を保留としたものの、トーリは戦争をすることに決めた。
そして、女王エリザベスの登場とともに、メアリもトランプも引き上げる。
教導院間会議では、大罪武装の回収終了まで開戦権の封印と、大罪武装返却国家および非保有国との同盟そして英国を貿易拠点とすることを提案する。また、英国のアルマダ海戦向けの戦士団として、PA.ODA=MHRRの前田利家、傭兵王ヴァレンシュタインの加賀百万G(ミリオネンガイスト)と契約する代わりに、武蔵を傭兵扱いでアルマダ海戦に提供することを申し出る。
アルマダ海戦と並行して、点蔵は処刑されるメアリを救うため倫敦塔へ向かう。これを手助けするため英国に相対戦を挑む。
海戦においては、三征西班牙がレパントの残存艦を祝福艦隊と見立て、大型爆砕艦とチャフで武蔵の能力を抑えこむ。
相対では、シェイクスピアがリア王を、ネシンバラが道真を具現化し、戦う。ネシンバラは王位の簒奪に成功するマクベスに書き換え、シェイクスピアを倒し、大罪武装を取り返す。
点蔵は倫敦塔へたどり着き、メアリに告白する。メアリを処刑しようとするエリザベスに対し、王賜剣二型を引き抜き、王賜剣一型をも手にし、メアリの子供を次期英国王にする歴史再現をすることで処刑を免れる。
三征西班牙のセグンドは自沈してアルマダ海戦を終わらせようとするが、フアナがサンマルティンで助けに来て、戦闘継続。ステルス機能をもつ、サンマルティンに苦戦するが、鈴の能力もあり、3隻であることに気づき攻勢に移る。
道征き白虎に苦戦する地摺朱雀は、OSとして取り込まれていた直政の妹の危機に本来の四聖のOSが起動し、引き分ける。
ナルゼとナイトは戦闘中に新規令嬢を受け取り、機鳳を落とす。
最後は、悲嘆の怠惰と嫌気の怠惰の打ち合い。流体不足を拒絶の強欲で補う。最後に発射された低速砲弾は、メアリの王賜剣一型で打ち払い、アルマダ海戦を終了した。
次はIZUMOへ。
とうとう1100ページ超。