あらすじ
UNに寝返ったと思われた加藤の本当の目的は、NINの頂点にいる「果心居士」を倒すことであり、
そのために敵同士であるUNと十郎たちNINの下忍を共闘させようとしていた。
「近日中にUNと会う」と言い残し、加藤はまた姿をくらませる。
一方、練魔のアパートにいる十二郎のもとには新しい忍務を伝えに手負いの日比がやってくる。
日比はラップに乗せてNINの重要な情報を漏らしていくのだった。
現代社会に潜むニートな忍者
戦後GHQにより解体されたはずの忍者組織。しかし、その忍者は現代社会で一般人に紛れて普通に暮らし、組織的な繋がりを保ちながら暗躍していた。
ボロなアパートでニートな暮らしを送る下忍の雲隠九郎のもとに、配達屋扮するキャリア忍者から仕事が届き、物語が動き出す。
組織やSFチックな武器、忍術?など忍者周りだけでも十分に気になる設定に加えて、花沢健吾先生ならではの生活感万歳な展開が現代に潜んでいる感を押し上げて、抜群な世界観を構成する。
先の展開が全く読めない今作。物語の世界はどう広がり、各キャラや組織はどう絡み、話はどう展開していくのか、続きが気になって追いかけてしまうこと間違いなし。
感情タグBEST3
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勢力増やすのかー
前巻で勢力が決まった、と思ったのだが、七人衆も新旧ある、
ということになると、またわかりにくくなるなぁ。
とするとUN側は一枚岩なのか?ということも気になる。
うーん、展開のスピードアップが望まれる。