あらすじ
外国人テロリスト討伐の忍務を果たしたことで、講談高校への転入試験を受けることができた九郎。すでに校内に潜入済みの下忍たちの協力と、留年のかかった同級生・野口を巻き込んだかいあって、ようやく彼の潜入忍務がスタート! しかし、転入早々に、次々と姿を現す「敵」の忍者たち。彼らの目的は? そしてその背後にいる者は? 九郎のハイスクールライフは波乱必至!!
...続きを読む
現代社会に潜むニートな忍者
戦後GHQにより解体されたはずの忍者組織。しかし、その忍者は現代社会で一般人に紛れて普通に暮らし、組織的な繋がりを保ちながら暗躍していた。
ボロなアパートでニートな暮らしを送る下忍の雲隠九郎のもとに、配達屋扮するキャリア忍者から仕事が届き、物語が動き出す。
組織やSFチックな武器、忍術?など忍者周りだけでも十分に気になる設定に加えて、花沢健吾先生ならではの生活感万歳な展開が現代に潜んでいる感を押し上げて、抜群な世界観を構成する。
先の展開が全く読めない今作。物語の世界はどう広がり、各キャラや組織はどう絡み、話はどう展開していくのか、続きが気になって追いかけてしまうこと間違いなし。
感情タグBEST3
匿名
アニメの1話はこの巻にあります
アニメの1話はこの巻にあります。アニメは時系列が結構手を加えられている。しかしアニメはアニメでかなり面白いです。時系列通りの漫画とアニメ、どちらもおすすめです。
クセになるとぼけっぷり
忍者らしく暗号で話をしたり、科学と忍術を融合した格闘シーンもあったりして緊迫感があったかと思いきや、九郎の抜けた会話や川戸さんの天然で弛緩させられる。この緊張と緩和がクセになる。ジャンプのような展開をディスりながらジャンプに言及するところなど皮肉も随所に効いていて好み。
Posted by ブクログ
いよいよ高校へ通うことになる4巻。ニンジャの世界も広がりをみせつつ、まだはっきりしない任務をひたむきに遂行しようとする主人公。このペースだとなかなか先に進まなそうなので、気長に次巻を待つことにする。