あらすじ
かつて栄華を誇った日本の忍者たちは、戦後GHQによって組織を解体させられ消滅した。しかし、実は今でも忍者は秘密裏に存在しており、その数は20万人とも言われている。そして一部の精鋭忍者は国家レベルの争いごとの裏で暗躍していた。一方で、末端の忍者は仕事にありつけないことも多く、その一人・雲隠九郎もニート同然の暮らしをしていた。しかし、そんな九郎のもとについに重大な「忍務」が‥‥!
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現代社会に潜むニートな忍者
戦後GHQにより解体されたはずの忍者組織。しかし、その忍者は現代社会で一般人に紛れて普通に暮らし、組織的な繋がりを保ちながら暗躍していた。
ボロなアパートでニートな暮らしを送る下忍の雲隠九郎のもとに、配達屋扮するキャリア忍者から仕事が届き、物語が動き出す。
組織やSFチックな武器、忍術?など忍者周りだけでも十分に気になる設定に加えて、花沢健吾先生ならではの生活感万歳な展開が現代に潜んでいる感を押し上げて、抜群な世界観を構成する。
先の展開が全く読めない今作。物語の世界はどう広がり、各キャラや組織はどう絡み、話はどう展開していくのか、続きが気になって追いかけてしまうこと間違いなし。
感情タグBEST3
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匿名
アンダー
かつて栄華を誇った日本の忍者たちは、戦後GHQによって組織を解体させられ消滅したものの、現代にも「忍者」は存在するというストーリーで、ファンタジー色がつよい作品で、たのしくよむことができました。
色々と
見どころはたくさんあるのですが
母乳おじさんのインパクトが強すぎて、おっさんが母乳搾るは頭に鳥のヒナは居るは子供にボコボコにされるは
しかもその子供が自分達のことを、俺らは子供という名の特権階級だと恐ろしい世の中ですわ
面白い。ホームレスみたいな変なおじさんがかつての伝説の忍者だったというのに笑った。
エロも混ぜつつの独特の世界観に、はまりそうだ。
ネタバレ有。面白い9巻まで既読
話全体は面白いです。作者らしいです。
ただ初め主人公と思われる九郎は途中で殺されます。
生き返ることも無いと思う。
なのでそれが納得できる人は良いと思う。
私はちょっと納得がいかない。
Posted by ブクログ
始まり方といい設定といいわけが分からなく、
分からないまま展開して更に濃いキャラが出てくるのが
相変わらずで、非常に独特だ。
主人公が高校に潜入するのは無理があるのでは
と思ったが、17歳だとは思わなかった。
潜入任務は勿論潜入までのお膳立ても
全て自分でやらなければならないのは大変過ぎる。
非常識な感じ、シュールな感じも
未成年となればまた受ける感じも違ってきて面白い。