【感想・ネタバレ】１００万の命の上に俺は立っている（１１）のレビュー

奈央晃徳 / 山川直輝

合理的で友達もつくらない帰宅部の中学３年生、四谷友助。そんな彼が、唐突に異世界に飛ばされ、同級生の女の子たちと力を合わせて戦う羽目に。単独行動大好き、独自の視点でマイペース道を行く四谷は、主人公としてどうなのか──！！？ アンチファンタジーを謳う、ファンタジー異色作！！


異世界にも蔓延るブラック企業！！ 「鍛冶屋街の労働改善」の鍵を握るのは、元・社畜の二繁…と思いきや、「労働」と関わりたくない彼は山に魔物討伐へ。そこにいたのはなんとドラゴン！？ 討伐隊に全滅の危機が迫る──。そして四谷には、知人との意外な再会が待っていた…。かつての絆を取り戻せるか、四谷の人間力に期待する「ブラック労働王国編」！

[かまぼこ · ★★★★★]

社畜ゆえに

この巻での、作者様の社畜心理への理解度がハンパない。もしや、作者様実は？!
社畜の生まれる社会制度も納得。みんな、一生懸命生きてるのにどうして幸せになれないんだ(涙)

＃切ない ＃深い ＃タメになる

[クロ · ★★★★★]

ドラコン

ドラコンが登場して、今後四谷たちがどう攻略するか楽しみ。
社畜が染み付いた二繁がどうなっていくかも。彼が一番日本の大人を体現してると思う。