あらすじ
親の再婚できょうだいになった水斗と結女は、元恋人同士。
“家族”らしさも板についてきた二人だが、ときおりあの頃の思い出が蘇り、やっぱりお互いが気になる日々で――。
そんな夏休みも半ば、伊理戸一家は父方の実家に帰省する。
「水斗くんじゃ~ん!! ひっさしぶりぃーっ!!」
水斗をハグで出迎えたのは、親戚の清楚風陽キャお姉さん・種里円香。
なぜか彼女には従順な水斗に、結女は察する――この人、水斗の初恋相手!?
昔の恋は振り切って、今の関係――“きょうだい”を受け入れたはずの元カレと元カノに、未練が渦巻く三度目の夏祭りが訪れる。
結女の決断に元カップルが大いに揺れ動く、夏休み帰省編!
感情タグBEST3
結女の携帯電話のパスワードは…
日常の中での距離感が揺らぎ始めたと感じ、何とか修正を試みようとする水斗と結女のふたり。
一方、相変わらず距離感のおかしな水斗といさなのふたり。
そんな折の盆休み、父方の実家への帰省という非日常イベントで…。
恋人だった時にも見付けられなかった水斗の内面に気付いてしまう結女。
結女にとって生涯二度目のファースト・キス、綾井結女のよう誘いに行ったキスではなく、自分から奪いに行った伊理戸結女としての初めてのキス。未練ではなく、2度目の恋を同じ相手と始めようとする結女に対し、水斗は…。
かたや永遠の片思いを望む東頭いさな、今後どんな展開になっていくのでしょう…?
匿名
挿絵もとても良かった
ストーリーもですが、挿絵がものすごく良かったです。
あとweb版から追加されたストーリーもメインを保管しつつ、前巻の追加ストーリーを踏まえた内容で良かったと思います。
Posted by ブクログ
紛れもない傑作
水斗の父方の実家への帰省編
いつものように視点を交代しつつ物語は進んでいくが、
本巻の主人公は間違いなく結女
水斗が育った環境、周囲の人々、
彼の行動がパズルのように組み合わさり、
出てきた結論に結女がとった行動は?!
作中の山場が二回あり、
特に後半の結女の決意の場面は、屈指の名シーンでした
ラストシーンの連続イラストもとても素敵でした
次回、新章!!♪( ´▽`)
良い作品に出会えた
4巻のタイトル…そういうことかよ!!!
次巻読むのも楽しみです
(5〜8巻まとめて買ってしまった。明日続き読みます)
文章の表現の仕方も、面白かったり素敵だったりして良かったです
彼の中の自分への宣戦布告
夏休みを利用して父方の実家に帰省した水斗達。結女はそこで親戚の種里円香に出会う。大人の色気を醸し出す彼女に結女は尻込みするばかり。他方、水斗は円香を姉のように慕っており、結女は円香が水斗の初恋の人では?と勘繰り始めて。水斗がいさなに伝えた"心の中にあるひとつの席はもう埋まっている"の意味。それが"綾井結女"であるのを分かった上で、伊理戸結女として宣戦布告する様に大変感銘を受けた。過去を振り切った結女が水斗にどう迫っていくか、今後の展開が大いに楽しみ。
Posted by ブクログ
この物語は、ハイスピードで進んでいく関係を描くのがとても上手で、この巻でも手を止める暇なく読み進めてしまいました。
メインシナリオとそれに付随するサブシナリオの両方が存在することによって、読み疲れしないというのも飽きることなく読み進められる要因の一つかもしれません。
今巻で起きたことによって今後どうなっていくのか。
とても気になります。
こじれまくった二人、いや四人⁉
このわたしが、絶対に、口説き落としてあげる。
こうだったかな?
この四巻のハイライトは。
記憶では。
自分のニックネームも、うろ覚えなので、違っていたら、ご免なさい(-_-;)
冒頭の「このわたしが」は、本文では、
人の名前が入っています。
「このわたしが」がふってあるわけです
、、、、
ふりがなとして。
次は有りますか?
いやいや、それは
仲直りして、別れたカップルが復活したら、その間に有った事が、全部無かったことにすることと同じ、という考えには、なかなか馴染めません。それを未練に引きずられただけだ、と。そうかな?その時、その時、一生懸命考えて、最善の策を講じていると思って生きているわけだから。後から振り返って、いつもいつもベストだったなんて思えなくて当たり前だと思うけど。
長くなるのか?w
第4巻読了。
あとがきまで読んで「ようやく第一部終わりなの?」っと驚く。
いやはや、読んでて面白いんだけど、ズルズル引き延ばされるとダレてしまう流れでしょ?
大丈夫?