あらすじ
いさなの告白叶わずも、すんなりと親友同士に戻った水斗といさな。
相変わらず近い二人の距離感に、心がざわつく結女だったが――そんな彼ら以上に、理解できない二人がいた。
南暁月と川波小暮である。幼馴染み同士なのに、顔を見る度にいがみ合い……。
暁月たちの仲直りを望む結女、そして二人の過去を察した水斗は、いさなを巻き込んで一役買うことに!?
きたる勉強合宿。かくして暁月と川波は、黒歴史《おもいで》に向き合うことになる。
あの頃のあだ名で呼び合い、恋人ごっこをさせられて。
それはただの“罰ゲーム”なのに、どうしてもお互いを意識してしまうこの二人も――元恋人同士なのである!!
感情タグBEST3
暁月の異常性に結女も気付き始め
土曜日の伊理戸邸にて勉強会に参加する事となった東頭と川波の二人、予め知らされる事のなかった初対面で互いに敵視し合い、水斗の背に隠れる東頭。
結女と暁月と一緒に選んだ私服かと思いきや、挿絵は制服姿って……。
今巻の半分は幼馴染コンビの南暁月と川波小暮のふたりメインのお話し。
付き合いが長過ぎるだけに、ペルソナとか理想と現実の齟齬とか上書きできない過去とか…。
今後も、水斗、結女、いさなと合わせて五人の物語になっていくんですかね?
あまりキャラクタが増え過ぎるより、メインがこの人数ぐらいの方が楽しめそうな気がするんですが、果してどうなるのでしょう…?
匿名
オリジナルストーリーもいい
いちゃいちゃも散りばめられており、楽しく読ませていただきました。
またweb版にないストーリーが追加されており、とても見応えのある内容でした。
Posted by ブクログ
元幼馴染二人がメインの話
出るわ出るわ黒歴史の数々、元カップルに引けを取らないドン引きっぷり
もうこの二人でスピンオフ作品ができてしまうのでは?
付き合っていた頃のエピソードを、
知りたいような知りたくないような、、、
メインの二人はあまり登場しないものの、
裏では割と結構な頻度でイチャイチャしている!?
そんな描写も散りばめられていました
またどこかで元幼馴染のその後が読みたい♪( ´▽`)
Posted by ブクログ
今回は川波と地雷女:暁月の復縁物語でした。
定番となっている水斗の黒歴史もさながら暁月の黒歴史も相当なものでした笑。
幼馴染みって言うだけで相手の心情が汲み取れるそんなチートキャラ、無敵過ぎな笑
それと、キャラの個性が強かった分、内容の起伏があまり感じられなかったのが物足りない。けれど、後味は良かった。あと、いさなしか勝たん
暁月と川波のエピソード
主人公らの友人である暁月と川波のエピソードです。幼馴染み同士の2人の過去にも触れ、1,2巻からちょいちょい気になっていた部分がはっきりとした感じかなぁと。
幼馴染にも節度あり
東頭いさなと水斗はひとまず親友として接する事になり一安心の結女。他方、水斗は結女に近づきたいが為に自分へアプローチしてくる南暁月に頭を悩ませていた。そんな中、郊外合宿で水斗・結女は暁月・小暮と一緒に行動する事に。暁月と小暮の関係を訝しんだ水斗と結女は、それを探る為一芝居を打つことになる。南暁月と川波小暮のバカップルなやり取りが楽しめた。この二人の関係もいずれは修復するのだろうか?
Posted by ブクログ
今回のメインは、元幼馴染組の話でした。
この本の作者は、義理の妹との恋とか幼馴染の恋とかいう現実味が薄い内容を、現実味を持たせて描くのがとても上手だなという風に毎回思わされます。
傍から見たら、こんな恋愛する幼馴染なんかいないだろうと思う人も多いかもしれません。
ですが、私はとても感情移入してしまいました。
それは、関係が崩壊する前後の描写がリアルだったからかもしれないし、書き方が上手かったからかもしれません。
この二人の不器用さが私の心にはとても突き刺さりました。
Posted by ブクログ
川波小暮&南暁月回。今回はサイドストーリー的な話だったけど、普通に面白かった。暁月も大概愛が重い笑 正直、この巻は結女と水斗の絡みがだいぶ薄くて、本作本来の楽しさは薄れてる部分もあったけど、川波と暁月の過去(黒歴史)を本人達が語り始めてからは、かなり面白かった。というか、漏れなく黒歴史持ってんなこいつら…ただ、キャラクターに掘り下げるべき過去があるからこそ、彼ら彼女らの魅力が前面に出てると思う。今巻もテンポの良いラブコメで、満足しました!あといさなが可愛い。
フムフム
この巻は、川波くんと南さんのお話が中心です。モトカノ・カレと義兄弟・姉妹、と、幼馴染のモトカップル、対比しているようでそうでもないような、ラブコメ定番設定の対決に、どちらの元カップルに軍配は上がるのかな。