【感想・ネタバレ】薬屋のひとりごと 2のレビュー

舞台は中華圏を彷彿とさせるとある大国。
元・市井の薬師であり、現・後宮の下働きとして日々を送る少女・猫猫(マオマオ)が、その知識と観察眼を武器に後宮で巻き起こる事件を解決していく、ミステリーシリーズ。
Webサイト『小説家になろう』で掲載され、大人気を博した作品です。

後宮に売り飛ばされた薬師の猫猫。
年に似合わず沈着冷静で頭のいい彼女は、後宮ではひたすら目立たないよう、大人しく過ごし、年季が明けるのを待とうとしていました。
しかし、そんな後宮で、皇帝の子が相次いで三人身まかられ、さらに現在も二人の妃の生まれたばかりの宮がどちらも衰弱するという事件が発生。
呪いとして片付けようとする周囲に対し、元・薬師としての性分がうずいて仕方のない猫猫は、何気ない気持ちから事件解決のヒントを匿名で投げ文しますが、それが宦官・壬氏(ジンシ)の目に止まってしまい……。

頭がよく、常に一歩引いた視点で物事を考える猫猫が、その博識を生かして事件解決にひと役かっていく姿がなんとも痛快な本作。
そんな彼女に執着し、活躍を後押しする美貌の宦官・壬氏との関係からも目が離せません。
やがて宮中の小さな事件を解決するうち、二人は国家転覆計画へと巻き込まれていくことに――。

作りこまれたキャラクターや世界観に、一度ハマったら抜けるのは至難の業!
コミカライズ版もあるので、ぜひどちらも楽しんでください!

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猫猫が己の身を呈して祭祀を止めようとする場面と、外壁の上で猫猫が舞う場面が大好きです。
このシーンでの猫猫の行動に心を動かされました。

1
2021年02月24日

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壬氏付きの侍女

一度後宮をグビになった猫猫が壬氏付きの侍女として宮中に出仕してからの話ですが、後半は再び後宮でのお話になります。
だんだんと壬氏の正体の秘密も出てきています。
変人軍師も登場してキャラが一段と濃くなりました。
それにしても、猫猫はどう考えても好き放題やってますよね!

1
2019年12月15日

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アニメ一期はここまで!

正直猫猫のパパすごく好みです。
猫猫にはめっちゃ嫌われてるけど、、、
色んなことが重なって本当の幸せとはならなかったけど、それでも最後は一緒にいられて良かった。

#胸キュン #切ない #エモい

0
2024年05月09日

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羅漢の悲恋

羅漢の悲恋が描かれていて、コミカライズでは描写があまりされていない、羅半の視点が文章化されています。

また、猫猫が羅漢を何故に激しく生理的嫌悪を抱くのかということも、単純に幼少期に血みどろの羅漢が近づいてきたことがトラウマであることもわかります。

特に、最後の猫猫の舞の場面は、名シーンでアニメでもコミカライズ版でも三者比較しても面白い。

#泣ける #ドキドキハラハラ

0
2024年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

毎話が5分間しかないんじゃないかと思うくらい、あっという間に終わり、
次週が待ちきれない状態に我慢ができず、アニメが終わってから読む予定
だった原作に早々に手を出しました。
ケガをした猫猫が心配で心配で仕方なかったですが、その件はタフな猫猫
のおかげか意外とあっさり。
それより、猫猫の両親について詳しく書いてあり、意外で素敵な(それ
でいて悲しい)事情が知れて良かった。”おやじ”の事も。
羅漢も悪い人じゃなくて本当に良かった。
相貌失認でのこれまでの苦労を考えると憎めない。
壬氏への敵意も納得。 微笑ましい。
完璧に見える壬氏の事も少し詳しく知ることができて良かった。

0
2024年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ第2弾。
今回の猫猫の職場は後宮から外廷へ移ることに。しかも壬氏のお付きに。猫猫と壬氏の仲も近くなるし周りで起こる事件の幅も広がるし、でますます目が話せなくなる。
あと、第1弾は人さらいにいきなり連れてこられた形での勤務だったけれど、今回からはきちんと契約を交わしての勤務なので、これ以後、猫猫の仕事の内容も専門的になりそうで楽しみになってきた。

今回はなんと言っても、猫猫の出生の秘密、父と母との長年に渡るすれ違いなどが早くも分かって濃い内容の一冊になった。猫猫の出自についてはもう少し焦らされると思っていたので、こんなに早く種明かしされてちょっと驚いたけれど。

「世の中、知らないだけで、不思議なことはほとんどない。不思議と言うなら、それは自分の知識がまだ足りないだけ」
またもや猫猫から一撃受けた。私の知識もまだまだ足りないと反省させられる。

丁度アニメと同じ内容のパートなので、これからアニメがこのパートをどんな風に表現していくのか、ラストの猫猫の舞う姿や、猫猫が欲しがっている"牛黄"がどんなものなのか、とても楽しみだ。

0
2024年02月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集形式だけど、最後まで読むと伏線や大きな全体像が見えてくる。
今巻は猫猫の出生にまつわる話。
そして何やら不穏な伏線がチラホラ

0
2024年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

猫猫が壬氏に紅を引くシーンが印象的だった。1巻で好きだったキャラクターがまた出てきてくれて嬉しかった。羅漢も不憫なんだろうけれど一発殴らせろ。

0
2023年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

わくわくしながら読んだ第2巻。今巻も読む手が止まらなかった!

猫猫の出生の秘密、新しい妃、壬氏の謎…解明されたものばかりではないものの、気になる要素が盛りだくさん。
1巻でも思ったが、非常に読みやすい文章で「ん?」とわからない事象があっても後々に必ず分かってくるので安心して読める。

初登場の羅漢は癖がかなり強く、物語はじめに出てきた時は胡散臭く思ったが、後半になるにつれより魅力的なキャラクターだな、と愛着が湧いた。
一つ一つの謎解きも面白く、次巻も楽しみ。

0
2023年08月16日

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猫猫、

荒ぶる。
成る程、あの人は
そういう立ち位置だったのですね。
変わったキャラだと思っていましたが
ふむふむ(-_-)

#切ない #深い #シュール

0
2023年04月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 今巻は猫猫が実家や養父、緑青館に対して思いの外、心を開いている事が分かり良かったです。実父に対しては実感が湧かない部分もあるのだろうし、仕方がないのではないでしょうか。

 また、一巻での浩然さまの事件が、こう繋がってくるとは思わなかったです。一件一件独立した事件かと思いきや、裏で手を引く人物が同じ一塊の事件で、しかもまだまだ裏がありそうで、次巻でまた何か明かされるのかどうか楽しみです。

0
2022年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったー
主人公である猫猫の生い立ち、実の両親が分かりページを捲る手が止まりませんでした。
理系女の好奇心が絶妙にくすぐられる内容も良い…
恋愛要素が多すぎないのもすき

毎度伏線回収が気持ちいい〜
個人的にアニメ化してほしいコンテンツNo. 1です。

0
2022年08月06日

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なろう(Web)読後に購入

なろう(Web版)現在最新分まで読んでから購入しました。なろうよりも書籍の方が猫猫と壬氏の関係が進んでいるとの事なので期待しながら読んでいます。なろうと書籍の違いですが、今のところ話の進行に関係しないような事件・小話が全く別物の話になっている感じです。楽しんで読んでいます。

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2021年01月30日

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2巻も面白い

1巻に続いて購入しました。
2巻は小さな謎ときが積み重なっていて読み応えがありました。
個人的には羅漢の昔話のくだりが好きですね。

0
2020年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一見繋がりのない事件が、1つの大きな思惑に直結していく伏線回収がとても綺麗。猫猫の出生についても少しずつ明らかになる。

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2024年02月07日

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ネタバレ

猫猫の出生の秘密が明らかに!
1巻では、そのへんの話はぼかされてて全然書かれてなかったのでこんなに早く明かされるとは思わなかった。
羅門と羅漢、名前が似てると思ったら!

次は壬氏の番だろうか。

ファンタジー大河的な話とはいえ、時代は明とかそのあたりをイメージしてるのかなという印象。
西に留学していたとかいうエピソードも出てくるし。
『後宮の烏』はもっと古い時代の話だった印象。
こちらは、占いとか呪いとか、そういう要素は一切なく、割と科学的根拠のあるネタで進むのが興味深い。

アレルギーとか相貌失認とか、現代でも知らない人は知らないしな。

壬氏と高順が飲んでる謎の薬は、MtoFの人が手術前に飲んでるホルモン剤に近そうだし。

そしてやっぱり、その二人、宦官じゃなかった!
最終的には壬氏とハッピーエンドなんだろうか……。
やだな、その結末。

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2024年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 猫猫の出生の秘密回収回だったけど、いやこんな狭いことある???やや察してたケドそこまで世間狭いとは思わず。そして新たな妃にまつわるちょっと黒そうなコトもちらほらあったり。。。
 それにしても、いや壬氏ほんとなんなの???不器用すぎか???李白に嫉妬したり、猫猫って下女でしかないのにこんな気にしまくってるの恋だな?もう???そういう趣味なんですかって言われて愕然とする壬氏に頑張ってー!と思ったし、高順も早く任が解けるといいなって思う(菩薩顔してるとこはほんと笑ったw)

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2023年06月13日

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少し謎が解ける

1巻からの謎が少し解けた。
猫猫の秘密。
悲しいけど、悲しくない事実。
それの受け止め方も猫猫らしいと言うか 血のせいかと言うべきか。

#泣ける #切ない

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2024年02月09日

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