あらすじ
「名訳」を超えた完全現代語訳。林望源氏物語・全54帖――その第24帖。源氏36歳。3月、六条院の春は今を盛りとする美しさ。源氏は唐様の船二隻を造らせ、進水の日には楽人を召し、親王や上達部がつめかける宴となった。玉鬘の美しさに、求婚する男たちが増えるにつれ、源氏はとうとう自分の気持ちを抑えきれず……。
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Posted by ブクログ
リンボウ源氏、四巻は、薄雲、朝顔、少女、玉鬘、初音、胡蝶までです。
源氏もおじさんになり、自分の色気が万人受けしません。朝顔、玉鬘と立て続けにフラれる様子が意外と手厳しく描かれていていい感じでした♪
必死に言い訳する源氏がかっこわるくてお気の毒。。
そうそう、リンボウ源氏は章ごとに源氏の年齢の記載があり、それがとっても便利。今の年齢感覚と違うとはいえとてもわかりやすいです。
この章の源氏は30代。当時としてはもう立派なおじさんです。。
こんな感じでモテぶりは下降気味だけど、彼のマイブームは権力欲。
六条院が完成し、享楽と風流を尽くした豪奢な住まいは源氏の絶頂を表していますね。
紫が健在なうちに一度おじゃましたいわ。(笑)