あらすじ
話題沸騰シリーズ 新章突入!
坂で転がり落ち、検査入院することになった整。
その病院で出会った謎の美少女・ライカの言葉に導かれて動く内に、
整は不穏な都市伝説に遭遇する。
子どもを救う“炎の天使”とは一体――!?
マンガ大賞2019 第2位&[このマンガがすごい!2019]オンナ編 第2位の話題作、新展開の第5巻!
自分は男だけど、この女性マンガにハマってしまいました!
今まで女性モノのマンガは遠慮していましたが、好き嫌いはダメですね!
・・・何故「男だけど」と言うのでしょうか?
別に男の人が女性マンガが好きでもいいですし、反対に女の人が男性マンガを好きでもいい。
老若男女問わず、どんな人がどんなマンガを好きでも、可笑しいなんてことはありません。
でも、つい言ってしまうような言葉。
皆が言うから、そんなもんだから。
私自身も思わず言ってしまうときがあります。
本作の主人公である久能 整(くのう ととのう)くんは、そんなよくある言葉に常識に疑問を投げかけます。
そして、彼なりの言葉で彼自身の思いを滔々と語ります。
それは刺さる人には痛い程刺さる言葉となるでしょう。
思わず目を背けて知らないふりをしたくなるほど。
それでも向き合って、見つめなおして、考えてみてください。
この作品にはそんな思いが込められているように私は感じました。
ミステリーな要素がふんだんにあり、謎解きのワクワク感もしっかりとあります。
それでもこの作品を『ミステリと言う勿れ』。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
「炎の天使」編の開始から解決まで。
解決編の演出はやはり良い。
今巻は児童虐待問題を取り扱っていてあまりに重いけれど、真摯に問題へ向き合って描かれていた印象がある。
ライカさん!!!
ライカさん、大好きです!ドラマでは、門脇麦さんでした。イメージが違う役者さんだったけど、この原作を読むと、なぜ彼女がライカ役だったのか、理解できる。
奥が深い彼女、秘めたる思いや、やるせない思い、やさしさ、素敵さ、かわいさ、かっこよさ、凄く魅力的なんですライカさん。
大好きです。
整くんと、ずっとずっと、ワチャワチャと楽しく過ごしてほしかった。幸せな時間を共に過ごすところを、ずっと見ていたかった。
匿名
この漫画犯罪者が必ずしも悪人ではないって風に描かれていて、そこには疑問というか違和感もあった。
のですが、子供虐待、ってなるとなー、、。
天使の人も下戸くんも、、やるせない、、
星座
毒親を焼き殺してくれる天使。決定権を子供に委ね、助けていたつもりでも子供にとっては親を殺した、という罪悪感に苛まれ、決して救われた子供ばかりではない、という事件。そしてライカとは?
切なかった…
とても切なかった…
ウチにも子供がいるので色々考えさせられました。先生も政治家も全ての大人は考えないといけないですね!
最後出てきた指輪の秘密が少しずつ繋がっていくのだろうか…
犯人の精神状態
よく、推理系アニメや漫画では犯人が幻覚を見たり二重人格だったりすることがある。実際には存在すらしていないのに、もう一人いるかのような。
やっぱり罪の意識に苛まれるんだろうかと思ったり思わなかったり。
実際のところどうなんだろう。
とりあえずそんな場面に出会した整くんの落ち着きぶりが凄いとは思った。
しんどいけど面白い
今回の物語は虐待がメインの題材だったので辛い描写が多かった。誰も救われない話だが、実際の"虐待"ってそういうものなんだと考えると心が痛くなった。
整くんがんばれ!
整くんの過去や将来について垣間見れて嬉しかったです。色々と推し量ったり、疑問を掘り下げたり、観察したり……。様々なスキルのある整くんだったら大丈夫だと思います!
クリスマスに読む漫画
季節性のあるストーリー。整くんの将来の夢が事件を追う中で明らかになり、彼の深層に少し触れている。事件の発端から犯人と知り合う課程、事件の終焉まで、一つのプロットが複雑に入り組み引き込まれる。ライカはなぜ主人公を使うのか、どうやって知ったのか、何がしたいのか?小説の一説を交えてより次巻への興味をそそられる。
Posted by ブクログ
今回のテーマは児童虐待。そして子供を虐待する親を殺害と言う形で成敗するものが登場。
そして今回は後間まるまるこの話のようです。
冒頭で大学の先生が話した「箱の中のカブトムシ」の話が実は重要な伏線のようです。
今回もですがものすごく繊細に出来上がったストーリーで思わず全てわかってから一つ一つ細かいエピソードを読み返したくなります。
今回は家族の話がありストーリーに特に引き込まれました。どんなことにも救われる人も救われない人も居ると思うと心が締めつけられます。最後はまるで全ての暗号が繋がっているかのようなドキドキ感が残りますね。
ハマりました
無料で2巻まで読んだらハマりました。
整くんが希望の職業につけたら、きっと救われる人が沢山いるんだろうなぁと思います。
ライカに香音人に。
今巻は虐待について…慕う想いのあまり、な陸さんたちの行く末が哀しい。
子供に責任を持っていくあたり、前回の話のようなトラウマを、傷を、罪を、植え付けているのがより一層重苦しいなと。
そして整くんの将来は…そうなのか。
きっといろんなことが見えて、気になって、放ってはおけないひとになるんだろう。このまま。
おもしろい!!整くんの観察力思考力が天才だよ…先も読めなくてわくわくします。
ちょっと話難しいときもあるので一からまた読み返したいなとも思います。
このジャンルはなんなんだろう、ミステリーだけど違うような不思議な感覚です。
自省録買って読みました。
時間を空けて読み返した。
それでもやはり面白く惹き込まれた。
ミステリアスなキャラクター
ガロくんやライカさんといい個性的でミステリアスなキャラクターが魅力な作品です。
炎の天使事件完結しますが、悲しみと謎が残ります。続きも楽しみです!
全部が繋がってる??
子供の頃の記憶ってトラウマがしっかり残るものですよね。、人間関係特に家族関係は。だんだん整くんの素性というか環境だったりも明かされてきて、とても興味深いです!事件を解きながら、人の深層心理的なモノも語られていて、すごく納得しながら読んでしまいます。、
Posted by ブクログ
今回もとにかくとにかく面白かった!ライカさんの謎は深まるばかりだけど、整くんの将来の夢や沢山の雑学などより一層知れて嬉しかったです、、、あと幼児整くんがもうかわいいことかわいいこと、でも話す内容は大人顔負けで流石です、、、。最後の場面、一つ一つのお話が繋がっているのだろうか、、、?ガロくん今回は殆ど出番ありませんでしたが次巻も気になります
Posted by ブクログ
病院の温室で出会った女性ライカ。
謎の多い彼女が気になる久能くん。
その頃、近隣で連続放火事件が。
放火犯の目的とは。
とうとう久能くんの幼い頃が。
可愛い。可愛くて切ない。
チビ久能くんの可愛さにプラス★1!
当たり前に
そこにあるもの
ある言葉
なぜ
そうなのか
誰が決めたのか
いっぱい
考えてみるといいよ
そしてそれを
誰かに話そう
気味悪いほどに面白い
炎の天使、めちゃくちゃぞくっとしました。
すごく好きで、考えさせられる話。
子供に決めさせることへの責任がどれだけ
重いか、整くんの言葉で思い知りました。
助けているようにも見えながら
抱えきれない責任を負わせている。
自分で選んだから、自分で殺したから、
そんな思いにどれだけ苦しむんだろう…。
ライカさんへのクリスマスプレゼントを
真剣に悩む整くんがかわいい。
謎が増える
シリーズが終わるたびに一つの謎がまた増える。
星座に込められた物がなんなのか、そっちも気になってしまう。
ここまで読むと、もう抜け出せない。
凄い漫画だ。
結末が哀しい
自分が信仰し大事にしていたものを突発的に自分で壊してしまう、我に帰った時の精神状態は計り知れません。心が割れてしまうのも判ります。
現実世界でも虐待のニュースは絶えず、それを知るたびに親も子どもと同じ苦しみを与えられて死ねばいいのに…と思っているのですが、今回のお話で私が引っかかりまた物語的にも鍵となったのは子ども自身に親の生死を決めさせるというところでした。
子どもだけ逃して勝手に殺していたら子どもも負い目を感じず、天使も死なずに済み、虐待する親を消し続けることができたのに(良いか悪いかは別として)。
天使が純粋な気持ちで放火殺人をしていたからこその切ない結末でした。
整君、ついに気持ちわるいと言われちゃってます。
見てる方は面白いのですが、先生からも質問するとドキドキしてしまうって言われてますね。
今回は何時もより更に考えさせられる巻でした。
Posted by ブクログ
温室の謎の暗号からの炎の天使。
全てが明るみになった時、なんともやりきれなかった。辛いなぁ。
ライカの存在も気になるし、爆弾犯と炎の天使の行動の意味も気になる。
裏にまだ何かあるような暗示。我路も絡んでる?
この後どう展開していくんだろう。
Posted by ブクログ
放火魔の話。段々と雲行きがあやしく…
ランカも怪しい。体は悪くないが「脳」の関係で入院している、つまり彼女は過去に親から虐待されていて多重人格になり、「ランカ」が「天使」に放火を依頼したんじゃないかな。だから本来の人格「妹」はそのことを知らないんだと思う。恐らくこれも順次明らかになる謎だろう。
ミステリという勿れ
虐待をテーマにした事件なのに、重すぎず悲しすぎず、でも整の言葉がいつにまして自分のものとして語られていて心にささる…。整の過去もわかってきたと思ったら、事件が前の事件とつながってきて、やっぱりガロくんな影ちらほら…。さらに面白くなってきて、続きがきになる展開です。
深いな。
炎の天使の仕事で救われた人がいた。
罪悪感で苦しんだ子もいたけど、それも全部じゃなかった。
フィクションだからできる、虐待児への解決法の思考実験。
私の妹が施設で働いてたけれど、やはり同じことを言っていた。どんな親でも子供は会いたがる、と。
Posted by ブクログ
「虐待された子供がそれでも母親を求めてしまうことを”いいことじゃない”と言い切り、その後に「母親も追い詰められている」とさらっと言ったのが妙に印象強く残っています。
正しいことが救いに繋がるとは限らないし、本当の救いが何なのかもわからない。一度付いてしまった傷はずっと痕が残ってしまう。
世の中の仕組みを変えるとか大きなことを言うのではなく、相手をよく見て小さなことに気付いてあげて、ただ話をすること。「気持ちをほんの少し軽くしてあげること」を救いにするところ。
整の目を逸らさず現実を直視する才能が改めてすごいと思いました。
Posted by ブクログ
やっぱりおもしろい❗最近のイチオシ❗
もちろん整くんがしゃべりまくって事件を解決するのが見せ場だけど、いろんな人との会話そのものが深いし刺さるし、ユーモアもあるし、すばらしい✨
とりあえずアウレリアスの「自省録」読み直そう。
Posted by ブクログ
児童虐待から引き起こされる哀しい事件
その親も追い詰められてると整くんが言ってくれたのでほっとした
負の連鎖を断ち切る社会
作れたらいいなと思う
Posted by ブクログ
放火犯の章。そうなの、虐待されている子供が親にこだわるのは本当に良い話じゃないと思う。愛情しか注いでないつもりの私でさえ、謝りたいことがたくさんあって、本当に無償の愛を注いでくれているのは子供なんだなって痛感している。偶発的に起こった火事と、殺してくれと頼んだ火事が同じわけがない。重いお話でした。
うーん運がいいのか?☆2.5
ライカさんは謎だし。
陸さんは一人だったのかなぁ。ところどころ
行動が幼いのにも理由があるんだろうなきっと。それを真似しちゃう整くんが可愛い。
ガロくんに注意されてから 気をつけてるのにね。
Posted by ブクログ
表紙の絵がクリスマス。
何気ない最初の授業の話が、実はあとで効いてくる。"炎の天使"のはなし。ミステリな演出。
ライカさんは引き続き謎。
私もミルクたっぷりの紅茶派です。
展開読めない
毎度先が読めないシリアス展開なのに、最後はほっこり集結するストーリーと、整くんのほんわか冷静キャラ描写が、よい調和になっています。
警察の方々は、だんだん整くんのあしらい方がうまくなってる。
曖昧な善悪
本巻では犯人の善悪がはっきりしない結末も用意されており、読者の捉え方で大きく読後感が違うものだと思われます。手段こそ非道でもそれが人を救うこともある……といった白黒つけられない結末は、この作品が単なる勧善懲悪ものではないということを示しています。まあそもそも整自身はじめから悪を成敗するなんてタイプの主人公ではないのですが……。
Posted by ブクログ
連続放火犯の話。
前の爆弾魔の話から繋がる?
思った以上に連続性のある話。
ライカが何者か分からないけど、もう生きてないっぽい。
ちょっとガロの姉に似てる?
社会問題にも
なっている児童虐待問題とその解決の難しさをモチーフにしたお話になっています。いつもながら整くんの独自の観点が面白い。ミステリというには、うん?と思う点があったので星一つ引かせていただきましたが、種明かしの後にまだモヤモヤしたものが残るのも次への期待が膨らみます。
Posted by ブクログ
陸さんが報われない気がしてとても悲しい。
行き違いがなければまだ2人でいられたのだろうか。
今いる地獄から逃げられるのは嬉しいが、後から考えた時に
自分が決断したと思うのはやはり辛いと思う。
事故で死んでくれたならまだ良いが
いずれにしろまだ子供の時に両親に死なれてしまうと結局
今とは別の地獄が待っていることが多くて本当に救われない。
整くんがいつでも冷静に対応してくれている姿が唯一安心できる。
現実的にはあんなに急にたくさん数字を言われても覚えられない気がするが
ライカさんの不思議な魅力もとても良い。