• ミステリと言う勿れ 2

    ミステリー、ではない

    一巻無料を読破したあと全巻購入しました。
    この巻の1つめの事件では、事件そのものよりも、謎解きの間に判ってくる犯人の異常性にゾッとしました。
    整くんの細かい気付きと淡々とした語り口調がクセになります。

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  • ミステリと言う勿れ 7

    動機に物語がある

    何か事件が起こるならこの人が犯人だろうな〜という違和感は最初からあるものの、物語としては面白いです。
    犯人は「何か事件が起こるなら」より重めの罪人でしたが、根底にある不公平感や嫉妬、罪悪感を考えると、心苦しいものがありました。

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  • ミステリと言う勿れ 6

    あの話と繋がるとは

    前の巻の話と繋がるとは…。細部までしっかり読んでないといけないなと改めて思いました。
    個人的には、刺された猫田さんを見たホームレスがそのまま去っていくところが一番印象に残っています。
    周囲にどう思われているかということは自分自身では計り知ることが難しく、自分の思いと裏腹になることも多々あります。猫田さんが気にかけていたつもりのホームレスは猫田さんを助ける気がなかったわけですが、そのレベルの人間関係は現実世界でもザラにあるなと思います。

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  • ミステリと言う勿れ 5

    結末が哀しい

    自分が信仰し大事にしていたものを突発的に自分で壊してしまう、我に帰った時の精神状態は計り知れません。心が割れてしまうのも判ります。
    現実世界でも虐待のニュースは絶えず、それを知るたびに親も子どもと同じ苦しみを与えられて死ねばいいのに…と思っているのですが、今回のお話で私が引っかかりまた物語的にも鍵となったのは子ども自身に親の生死を決めさせるというところでした。
    子どもだけ逃して勝手に殺していたら子どもも負い目を感じず、天使も死なずに済み、虐待する親を消し続けることができたのに(良いか悪いかは別として)。
    天使が純粋な気持ちで放火殺人をしていたからこその切ない結末でした。

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  • ミステリと言う勿れ 4

    大きい謎の予感

    素人でもわかる謎から高難易度の謎まで、奥深くて謎解きとしても読み物としても面白いです。
    整くんの浮世離れした雰囲気がまた味があります。
    星座のアクセサリー…大きい謎の予感です。これからが楽しみです。

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  • ミステリと言う勿れ 3

    一巻二巻で解決してきた事件よりも、金田一少年の事件簿感のあるお話でした。
    純粋な子どもたちには幸せになってほしいです。
    ちょいちょい出てくる整くんの暗い過去の匂わせ、非常に気になります。

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