あらすじ
レイテ沖海戦にて「特攻作戦」…開始!
ミッドウェー海戦の敗北以降、
日本軍の重要な拠点が次々と陥落していった。
その窮状を打破すべく、フィリピン・ルソン島のマバラカット飛行場から、
ある戦闘機が飛び立とうとしていた。
敵艦に、体当たりするためにーーー
追い詰められた日本は、どこへむかうのかーー!?
誰もが知っていて、実は知らない昭和天皇の激動の生涯。
昭和天皇の幼少期からを描き、人格形成の過程も垣間見られる作品。数えで5歳の頃から養育係として仕える足立タカとのやり取りや、初等教育の過程での周囲との立場の異なりへの気持ちの表れなどから、感じることは昭和天皇も庶民と変わらぬ人であるということ。
あの時代に何を思い、どう行動したのか。大元帥陛下であり大天皇陛下として、そして象徴として、人間として。
昭和天皇の内面を描きつつ、突き進む時代が描かれている今作は、ただの歴史マンガとしては括れない。
改めて、日本とは何か、日本人とは何かを見つめ直すきっかけになるような内面に響く作品だ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
絶対こんなことは繰り返してはならないよ
今調べたら、関大尉(写真、すごくかっこよかった)の奥さまは医師になり再婚されたと でもきっと、関大尉を忘れることはなかっただろうね
慰問袋というのを初めて知りました
Posted by ブクログ
昭和19年いよいよ日本軍の敗色が濃くなって来た。神風特攻隊による捨身の攻撃による形勢転換を試みるに至る。昭和天皇の苦悩は深くなっていく、決断の時期は近い
Posted by ブクログ
昭和天皇物語 18巻
昭和19年。敗戦が色濃くなり、特攻を是とせざるを得ない昭和天皇の苦悩が重い。何もかも自由に決められる立場ではないが、現実を理解しているからこその苦しさが伝わってくる。
一方で、牟田口廉也は『アルキメデスの大戦』でもひどく描かれていたが、本作は史実を下敷きにしているだけに、「本当にこんな人物だったのか」と考えさせられた。
もちろん漫画としての演出はあるのだろうが、旧日本軍がなぜ敗戦へ向かったのかを象徴する存在として描かれているように感じる。
太平洋戦争は、戦国や幕末と違い、父母、祖父母の世代に直接つながる時代で歴史上の出来事というより、自分たちのすぐ手前にあった現実として読めるからこそ、より重く胸に迫る。