あらすじ
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十六夜の下、遂に月精が現れる──!
異国から来た女性の特使をもてなす宴で、猫猫はとある秘策で桃園の十六夜の下に美しい月精を登場させます。そして特使達が帰った後は、隊商により後宮に香油が持ち込まれた背景が気になり始めて…。猫猫がこれまでの事件の背景に推理を巡らせ、新たな謎を解く第10巻!!
(C)2022 HyugaNatsu/Imagica Infos Co.,Ltd.┴(C)2022 Nekokurage┴(C)2022 Itsuki Nanao
舞台は中世の中国をイメージさせる宮廷の中。人さらい(!)に連れてこられた薬屋の少女・猫猫(マオマオ)が、イケメン役人・壬氏(ジンシ)に能力を買われたことで、後宮で起こるさまざまな事件を解決していくことになる、ミステリー&ラブコメディです。
「帝の御子の原因不明の病」や「下女の謎の自殺」などの事件を、猫猫が薬師としての知識と鋭い洞察力で次々と解決していく様子は爽快です。
フィクションではあるものの、作中には昔の文化や薬の知識がふんだんに盛り込まれており、「へぇ〜昔の人の化粧ってこういう感じだったのか」、「媚薬ってアレで作るの!?」など、勉強になります。
そして、このマンガで私が特に好きなのは、猫猫のヒロインらしからぬクールな性格(笑)
人さらいに遭っても動じない肝の据わりっぷり、次第に猫猫に好意を寄せ始める壬氏からのアプローチも華麗にスルー。いつもは女性を誘惑する側の壬氏が、猫猫に完全に翻弄され、やきもきしている様子が微笑ましいです。
猫猫のところへ舞いこむ次の事件は? 猫猫の運命は? 猫猫と壬氏の恋の行方は?
読めば続きが気になること、間違いなしです!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
やだ~、ステキ
彼の方はやはり美しかったわね~。分かってはいたけど小説と違って絵があると実際美しさが違いますね! 複雑な人間の感情を読み取るマオマオはさすが。新しく同じような感性を持つ仲間?友だち?ができてこれも楽しみです。
月精
この巻は月の精霊のような彼が一番の見どころかと思います。特使のおふたりも綺麗でしたが、彼がやはり気合い入って描かれていて、見応えありました。
匿名
プライドの話
どうやら前巻の仕込みの対象、特使さまとやらは悲劇のヒロイン(笑)壬氏にプライドをズタボロにされたらしい。別に壬氏は妃ではないんだし、壬氏一人に負けたところで皇帝を寝取れるかどうかに関しては関係ないと思うけど、その後あっさり帰った様子からしてそれほどまでにプライドがあったんだろうなあ。あの特使さまはまた出てくるのかな。そしてそれと似たような問題としてリファ妃の侍女問題もどうやらこれで解決した様子。リファ妃は人気が高く、その理由もよくわかる人柄だったけれど、シンはただただ自分のプライドのために敗北を認められない負け犬でしかなかったか。だから負けるんだよって感じだった。皇帝は本当に見る目があるな。
匿名
香油で堕胎剤、まさかの場所でみつかる。後宮は嫉妬が渦巻く場所だなぁ。でもスッキリ解決なにより。
月精壬氏様美人だったなー
月精ついに
ねこクラゲ先生の美麗な絵柄で月精をずっと見てみたかったので、すごく嬉しい巻。猛毒のような存在という言葉に説得力を持たせる美しさだった。無言で訴えかける高順が可愛い。皇帝のすぐ近くであれだけ喋れる猫猫、強いな。
Posted by ブクログ
前回どんな話やったっけ…。
そうそう、行商が売りに来た妊婦禁の香りがする香料の話だ。でも月精の話は完全に忘れた。こりゃ前の巻読まないといけないっぽい。
堕胎を狙うならターゲットは玉葉妃と思っていたけど…まさかの展開。なるほど。
今回の話で、あの妃の下女たちがことごとくおバカだった理由がわかったわ。
前にも思いましたが…猫猫、実はめっちゃ美人やん。しかもこんな妖艶でミステリアスで、こわ~い顔ができるんだ。
このお話の最後に出てきたお花の少女、病気だった子の友達かな。後宮でできた大事な親友が突然いなくなったら切ないなぁ。
最後の話、次の巻で謎が解けるようですが、あの廟、なんかトリックがあるんやな。続き気になるけど発売が12月・・・。別バージョンのほうが話すすんでいるからそっち読みたくなりそう。
でも作画はねこクラゲさんのほうが好き。
まあそうなるわな
女装して蛾にまみれて池に落ちて何もかも不本意ながらも完璧にセレーネやってのけて大層不機嫌なご様子、とても面白かったです。
桃源郷のような舞台で舞った絶世の美女wwが眼福!( ̄∀ ̄) 西方の特使に意表を突いた演出で溜飲が下がったww 水晶宮へ潜入する為にそばかす無しの猫猫が新鮮でイイね^ ^ 梨花妃に対する侍女頭・杏の醜い嫉妬が招いた事件を白日の元に晒す!白いおしろい花とは皮肉な感じだが、病人を思いやる気持ちが切ない。西方の民の特徴的な目の色…伏線かな⁉︎ 初代皇帝の王母が建立した皇帝になる為の通過儀礼の廟。皇帝が壬氏と猫猫を伴って廟に入る!次回謎解き。
Posted by ブクログ
壬氏様が舞うシーンはとても綺麗で魅惑的でした。
作画も綺麗でそこは何度も見入りました。
梨花妃がいい侍女に恵まれないのは災難ですが、妃としての器を持っている彼女の姿はとてもかっこよかったです。平手では足らないという壬氏様の発言に杏の胸ぐらを掴み、殴ろうとしたシーンを見て梨花妃が強くなったなぁと感じたところです。
絵がきれい
絵がきれいで、やっぱり読みやすい!マオマオかわいい。ジン氏が美しい。本当に美しい。後宮の恐ろしさと女の執念の深さが浮き彫りです。なんだか折んなって救われない…立場を手に入れてもままならない…今回も良いところで終わりました。早く続きが読みたいです
美しい!
壬氏様の月の精霊?美しすぎた!笑
あんな綺麗な人見たら確かに、国が傾きそう笑
蛾であんな演出できるんだって思いつつ、自分だったら絶対いやって見てました笑
表紙の猫猫いつも可愛いので楽しみにしてます!
水晶宮の話は、女の汚いところって感じがしてなんかしみじみしました。
月下の美女
壬氏の女装、綺麗でしたねー
作中で群を抜いて綺麗でした。
猫猫の薬屋としての探偵ぶりが
発揮されています。
廟の秘密。さっぱり分からないで、
次巻が楽しみです。
今回も面白い。
今回も面白い。
本当に薬屋のひとりごとは最高だ。
猫々はどんどんとフラグを立てています。
壬氏の正体にも近づきつつ有ります(本人的には知りたくもないだろうが…)。
本当に面白い。
Posted by ブクログ
第四十八話 月精(後編)
第四十九話 診療所
第五十話 みたび、水晶宮(前編)
第五十一話 みたび、水晶宮(中編)
第五十二話 みたび、水晶宮(後編)
第五十三話 選択の廟(前編)
···
第五十四話 選択の病院(編)
Posted by ブクログ
壬子はとんだ災難だったけど、取り敢えずは美人特使の好きにさせなかった、勢いを削いだという点では文句のない出来と言えるのかな。まあ、ホント壬子は災難だったと思うけど(笑)
話の主筋は再び香油等を巡る何とも形の掴めない陰謀へ
そもそもこれを陰謀だと決めつけるのが正しいか判然としないあやふやな状況。猫猫が語るように深読みしても後ろ暗い話しか出て来ず、考えれば考える程ドツボにハマってしまう
なら、明確に形を取っている問題に注力した方がまだ健全。そうした中で示されたのは水晶宮に勤める下女の問題か……
と言うか、水晶宮は度々問題を起こすね!王の妃が住まう場所にしては少々問題が置き過ぎでは……と怪しんでいたけど、なるほどこういう背景が有ったのかと今回のエピソードを読み得心
王の寵愛を求める後宮だからこそ寵愛を得る為には何でもする。でも本当の意味でどんな手でも使い始めたら、それは寵愛どころか人間性すら失ってしまう
杏が直面したのはそういう問題か
梨花妃と同じように妃の地位を巡って競ってきたからこそ、納得の行かない理由で違う結果となった事を受け容れられない。また、競争相手を見下していたなら尚の事
でも、そこにこそ二人の競走結果が分かれた理由があると判る流れは良かったな
杏の狙いが自分にあると知っても杏の心情を慮った梨花妃、そうした態度に腹を立て逆上した杏
人を慈しむ心を持てなくなった時点で杏に勝ち目はなかった。また今回の事件を通して、以前は生きる希望すら失いかけていた梨花妃がより強かさを手にしていると知れたのも良かった
53話からはまた奇妙な話が始まったというか、これって猫猫がおいそれと関わって良い話なんだろうか……
皇帝を定めるための通過儀礼。現皇帝はこれに合格していないが他の皇位継承者が皆病没してしまったから廟が認めずとも皇帝になれた。けれど、そこにはどうしても「現皇帝は廟を正しい順路で通り抜けられなかった」という事実は残ってしまうわけだ
どうやら猫猫は攻略法を見出したようだけど、本当にこれって猫猫が関わって良い案件なんだろうか?下手すると奇妙な反応を見せていた壬子の正体を解き明かしてしまう事にも繋がりそうだけど……