すべての動物が共に暮らす世界。それぞれの個性は尊重されますが、やはりお互いの偏見、プライドなども存在します。皆が平和に暮らすためには「本能」を抑えなくてはならなくて…。特に肉食獣が草食獣を食べることは決して犯してはいけないタブーなのです。
思春期の学園生活って色んな事がありますよね…種族が違えばそれはなおさら。
肉食獣と草食獣との恋・友情は成立するのか?平和な社会で求められるリーダーとは?裏社会では禁止されている行為も…!?
全ての動物が擬人化されているのですが、その動物特有の美しさ、愛らしさも丁寧に描かれています。主人公のハイイロオオカミの少年・レゴシが成長して色気が増してくるのがたまりません!!
マンガ大賞ほか数々の賞を受賞し、大注目の大人のファンタジーです♪
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匿名
胸熱展開
ルイとレゴシ、
レゴシとハル、
レゴシとサグワン…
それぞれの人生の絡んだ物語が
終わりの始まりの巻であるので
わくわくどきどきさせられます
Posted by ブクログ
キューを止める時話でテーブルクロスの表現が面白いし、まさか入れ歯にしたことがこんな形で生きてくるとは。
レクスマスに恋人と過ごしたいと思って訪ねてくるハル。
会いたいと言って断られていじけるのも、
追ってきて欲しいと思っているのも、
普段自分の服を買う時レゴシの分も買っているのも
とてもハルちゃんらしくて可愛い。
話を聞いていない様でちゃんと聞いているレゴシ。
本当に応援したくなるふたりだ。
今更鹿の血云々言われてもそんなわけないでしょうと揺らがないくらいには
読者のレゴシへの信頼も篤くなっていると思う。
メニクの日の松明にルイと2人の血を使う発想は分かるし、同意してくれたルイもすごい。
誕生日の話を持ち出されて早生まれなめんなよと言うルイが楽しい。
先輩後輩という距離からこちらの関係もどんどん変わってきている。
気合を入れ直すのは良いが血を被るのは勿体無い…。
一緒に戦うと言っても血を抜きすぎたら戦力を下げることになってしまうのではとも思いつつ
しかし出会った時の舞台の2人と被るコマが素晴らしい。
匿名
いよいよ
いよいよ決戦ですね。その前のいろいろで、ハルは?ルイは?とドキドキの連続でしたが。うまいな〜、見せ方が。ひたすら先が気になる展開でした。
そして何よりも2人の♡
ドク組かっこよすぎる…
キューさんの待てのシーンに泣きそうになった。
ハルちゃんも愛しい。
ルイ先輩はヒロインだった。ルイ先輩何を話すんだろう…
子供レゴシは相変わらず愛しい。
Posted by ブクログ
クリスマス前に断食修行に励むレゴシの部屋に残された大量の血痕……。
メロンとの戦いの前に、クイズ勝負があったり、毒トカゲとの戦いがあったり。弱肉強食の殺伐としたやりとりの後に牧歌的な会話があったり、相変わらず緩急の差が激しい。
それにしてもチャンピオンの連載マンガは、最新巻が発売されるペースが早い気がする第20巻。一気に二冊読んでもまだ追いつかない。『弱虫ペダル』も溜まってるんだよなぁ。
Posted by ブクログ
レゴシ、ルイ、ハル、メロン、キューと、人物たちの心情や関係性が見えてきて読み応えのある巻。前巻のクイズ対決と同様に、今巻から始まるバトル展開も少し図式的なのは気になるけど、ドク組との対決自体は面白い。
レゴシはすごくピュアだけど意外と強引さもあって、それによって心が揺れ動かされて変わっていく人がたくさんいてレゴシは本当にすごいなと思いました。
ストーリーを盛り上げるためかもしれませんが、スカート履くとか血の抜き直しとか尾を守るとか、ちょっと理解しがたい行動が目立ちました。
ルイの会見には期待。