【感想・ネタバレ】Papa told me 5のレビュー

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お父さんという存在

小さなころに母親を亡くし、作家をしている父親と都会のマンションの最上階で二人暮らしをしている小学生の女の子のハートフルストーリーの第五巻。

放課後、友達の家に遊びに行く報告を電話で信吉に報告する知世。
そこから友達と各自の家のお父さんの話になる。
ある子はお父さんがうっとうしいと言い、別の子は休みの日にテレビの前でゴロゴロしたり部屋にこもりっきりだという愚痴合戦に。
その中で今日遊びに行く家のゆう子ちゃんは最近親が離婚してお父さんがいなくなった子だった。
彼女はお父さんがいなくなると家の風通しがよくなると笑顔だった。
ゆう子の家に遊びに行った知世は彼女が父親からもらったテディベアとうっとうしそうに部屋の隅に押し込んでいるのを見てある感情が浮かんでくるのだった。

信吉と百合子と三人で遠縁の結婚式に招待された知世。
百合子はあまり目立たないようにしていたが叔母などにつかまり結婚のことなど根掘り葉掘り聞かれることに。
そこへ知世が助け舟をしてなんとか逃れることができた。
その後3人でお茶をするなか百合子は打算や予定調和の幸福より美しい男と不幸な恋がしたいと言ったのだった。
しかしその後信吉の家を訪れていた美しい顔の編集者の男を見て、百合子はある考えが浮かんだのだった……。

結婚するもしないもその人の自由だと今の時代はわりと昔より個人主義に近い感じになってきたけど、作中の時代背景を考えたら未婚女性に対する風当たりはすさまじったんだろうなぁと思った。

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2021年08月04日

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