あらすじ
総務省仮想課職員、菊岡誠二郎との再会。それはキリトとアスナ、アリスを、《大戦》から二百年後の《アンダーワールド》へといざなうものだった。
再びあの世界へ降り立った彼らを待っていたのは、ロニエとティーゼの子孫であるローランネイとスティカ、そして。
「これが《星王》を名乗る男の心意か。――よろしく、キリト君」
《整合機士団》団長を名乗るその男は、かつてキリトが失った《彼》と同じ目をしていて――。
一方、《ユナイタル・リング》世界では、キリトと仲間たちを狙う最大の《悪意》がついにその姿を現す!!
「ゲームの中での死は、そのまま現実世界での死に直結する」、そんな地獄のゲームに巻き込まれてしまった主人公・キリトが、自らの剣の腕だけを武器に、文字通り死にもの狂いでゲーム「ソードアート・オンライン」の世界を攻略していく、という物語。
この作品の魅力は、「ソードアート・オンライン」というゲームのリアルな世界観と臨場感を細部にわたって味わえるところ。
とにかく描写がすごい! 「ソードアート・オンライン」では、プレイヤーは「剣」を武器に戦うことになります。その分、敵との戦闘は接近戦が中心となるため、さまざまな剣技や仲間との連携技など、迫力のある戦闘シーンの描写は、実際に剣が交錯する音や息遣いが聞こえてきそうなほど……!
また、他のプレイヤーがログアウト(死)してしまうシリアスな場面には「自分がもしこのゲームに巻き込まれたら……」と思わず想像してしまって、ゾッとします。リアリティの演出がすごいんです。
とはいえ、重いシーンばかりではなく、キリトと他プレイヤーとの交流や、ヒロイン・アスナとのやりとりなどほっこりするシーンも適度にはさまれているので、途中で疲れることなく一気に読んでしまいました!
現実よりもリアル!? なゲームの世界に、あなたも没頭してみませんか?
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Posted by ブクログ
ユナイタル・リングとアンダーワールドそれぞれで事態が進行して話が広がってきた。今後がますます楽しみ。エオラインはガンダムUCのフル・フロンタルみたいな感じ? 冒頭暴露された、セントラル・カセドラルの大浴場で泳いでいたアリスを想像するとほっこりするね。暴露されたあと、喋らなくなった姿もかわいい。ツンデレ枠? 直近アニメで見たアンダーワールドでのその後の場面が本書とオーバーラップしてちょうどよかった。後半で明かされたロニエが整合騎士になっていた(たぶんティーゼもなのだろう)記述には、キリトと同じように(親目線あるいは兄目線で)感無量。
Posted by ブクログ
アルゴが合流したり、新キャラや陰謀が出てきたりした。
まだ探り探りでゲームをしている感じなのが初々しい。けど反面、SAOを彷彿とさせる感情があったりと揺れてるなぁ。
アスナのナイフとか、最後にでできたボスとかどうなるか分からないことが多過ぎて気になる。
Posted by ブクログ
ユウキの回想で触れられていた噂のインセクト世界からも参入者が出てきてテンション上がった。
設定だけで本編に絡んでこなかったものが登場するとファンとしてはとても嬉しい!
Posted by ブクログ
ユナイタルリング編③
アンダーワールドも少々。謎?の人物も出てきて、次巻以降に姿がどう明かされるのか、、、
それと弟くんの力がどう覚醒するかが期待ですね。
ユナリン側はアルゴがどんどん出番を増してますね。便利な諜報キャラで動きやすいから?
筏で川下りにダンジョン冒険にライフハーベスターとの命懸けの戦い開始、といろいろ起きてる巻でした。
次巻はムタシーナとの決戦かなー面白い戦いを期待してます。