【感想・ネタバレ】ソードアート・オンライン14 アリシゼーション・ユナイティングのレビュー

あらすじ

《公理教会》の象徴である白亜の塔《セントラル・カセドラル》。隔離された大図書室の賢者《カーディナル》の助けを借り、ユージオは整合騎士となってしまったアリスを《本当の姿》に戻すため、キリトはこのアンダーワールドの消滅を回避するため、最高司祭《アドミニストレータ》の待つカセドラル最上階、一〇〇階を目指す。 そして到達した九十九階。 キリトとアリスの前に現れたのは、整合騎士の鎧に身を包み、瞳に冷たい光を浮かべたユージオだった。 躊躇いなく剣を抜くユージオを、やむなく迎え撃つキリト。旅立ちの日、遠い雷鳴に感じた戦いと別離の予兆は真実となってしまうのか。キリトの必死の呼びかけは、記憶を封じられたユージオに届くのか。アリシゼーション《人界編》、完結!

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「ゲームの中での死は、そのまま現実世界での死に直結する」、そんな地獄のゲームに巻き込まれてしまった主人公・キリトが、自らの剣の腕だけを武器に、文字通り死にもの狂いでゲーム「ソードアート・オンライン」の世界を攻略していく、という物語。

この作品の魅力は、「ソードアート・オンライン」というゲームのリアルな世界観と臨場感を細部にわたって味わえるところ。

とにかく描写がすごい! 「ソードアート・オンライン」では、プレイヤーは「剣」を武器に戦うことになります。その分、敵との戦闘は接近戦が中心となるため、さまざまな剣技や仲間との連携技など、迫力のある戦闘シーンの描写は、実際に剣が交錯する音や息遣いが聞こえてきそうなほど……!

また、他のプレイヤーがログアウト(死)してしまうシリアスな場面には「自分がもしこのゲームに巻き込まれたら……」と思わず想像してしまって、ゾッとします。リアリティの演出がすごいんです。

とはいえ、重いシーンばかりではなく、キリトと他プレイヤーとの交流や、ヒロイン・アスナとのやりとりなどほっこりするシーンも適度にはさまれているので、途中で疲れることなく一気に読んでしまいました!

現実よりもリアル!? なゲームの世界に、あなたも没頭してみませんか?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

アドミニストレータとの戦闘シーンは感動しました。
何人もの犠牲があり、ギリギリの状況で勝つキリトさんカッケー。

0
2015年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

遂にセントラル・カセドラル最上階まで昇りつめ、アドミニストレータと対決する一行。 最後の対決だけあってあれやこれやとあるんだけど、正直あれやこりやとありすぎて途中で疲れた(笑) 絶望したかと思えば仲間に助けられて立ち上がり、そうかと思えばまた絶望、ってのの繰り返し。 まぁアリシゼーション編の最初から張ってた伏線を回収するためにある程度はしかたないのかもしれないけど、ちょっとやりすぎでは? さらにまだアリシゼーション編引っ張るし。 次回が気になる終わり方がニクい。 SAOの醍醐味(?)である、仮想世界と現実世界の相互作用みたいなのが加速して行きそう。

0
2014年08月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アリシゼーション編の人界編終了だけど、引きが気になりすぎて困る。
アドミニストレータが強すぎてもうね。

SAO時代のスタイルに二刀流が加わってテンション上がったけど、出来ればスターバーストストリームが見たかったかなと。
ユージオが退場しちゃったのもなぁ。
完全にまっさらな状態でキリトVSユージオを実現して欲しかった。

0
2014年05月26日

シリーズ作品レビュー

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