あらすじ
「咲け、青薔薇」 《公理教会》の象徴である白亜の塔《セントラル・カセドラル》、最高司祭《アドミニストレータ》の待つ最上階を目指すキリトとユージオ。 ついに二人は、《金木犀》の整合騎士アリスと再び対面する。しかし、キリトとアリスの《武装完全支配術》が暴走して塔の外壁を破壊、二人はカセドラルの外へと投げ出されてしまう。 キリトと離ればなれになったユージオは、相棒の存命を信じ、単身塔を上り続ける。そんな彼の前に現れたのは、最古にして最強の整合騎士、ベルクーリ・シンセシス・ワン。 子供の頃から憧れていた伝説の武人を前に、ユージオは青薔薇の剣を抜く。 その決闘の結末は、一人の剣士の誕生により幕を閉じる。 キリト不在の中、ユージオは整合騎士の鎧に身を包み、瞳に冷たい光を浮かべ――。
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「ゲームの中での死は、そのまま現実世界での死に直結する」、そんな地獄のゲームに巻き込まれてしまった主人公・キリトが、自らの剣の腕だけを武器に、文字通り死にもの狂いでゲーム「ソードアート・オンライン」の世界を攻略していく、という物語。
この作品の魅力は、「ソードアート・オンライン」というゲームのリアルな世界観と臨場感を細部にわたって味わえるところ。
とにかく描写がすごい! 「ソードアート・オンライン」では、プレイヤーは「剣」を武器に戦うことになります。その分、敵との戦闘は接近戦が中心となるため、さまざまな剣技や仲間との連携技など、迫力のある戦闘シーンの描写は、実際に剣が交錯する音や息遣いが聞こえてきそうなほど……!
また、他のプレイヤーがログアウト(死)してしまうシリアスな場面には「自分がもしこのゲームに巻き込まれたら……」と思わず想像してしまって、ゾッとします。リアリティの演出がすごいんです。
とはいえ、重いシーンばかりではなく、キリトと他プレイヤーとの交流や、ヒロイン・アスナとのやりとりなどほっこりするシーンも適度にはさまれているので、途中で疲れることなく一気に読んでしまいました!
現実よりもリアル!? なゲームの世界に、あなたも没頭してみませんか?
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Posted by ブクログ
ようやく最後の最後で
ダブル主人公が激突!…以下次巻、なんじゃそりゃ~殺生なw
チート臭があまりしないキリト君は、なんか冴えないっす。
Posted by ブクログ
Alicization編もついに5冊目。まさか口絵で流れ、内容が補完可能ということに笑った。相変わらずの王道展開は安定していて楽しいんですが、内容が少しばかり薄いせいか冗長な印象を与えるかなと。しかし引き方は流石である。Web版よりもユージオのメンタルが弱くなってて突っ込んだが、ここの改変によって先がどう変わるのかがとても楽しみです。Alicization編もやっと半分手前まで来て第一盛り上がり地点に立ったのだが、次はSAOP2巻と言う事。未知の領域と変化の先を読める次巻が非常に楽しみで待ち切れないです!
Posted by ブクログ
アリシゼーシション編の結末がやっと見えそうな感じになりました。
アリスにも変化が現れたし、いい感じの敵も現れました。
結末として、伏線や疑問がどう解消されていくのか気になります。
Posted by ブクログ
【ネタバレあり】
現実世界でもラースに何か起こっているみたいなので、そちらも気になりますが、アンダーワールドの物語は続きます。
前巻の衝撃的な展開からの意外なキリトとアリスの協力関係。
自分を縛る制約に抗うアリスにも真の正義を感じます。このアリスは本来の記憶が戻ったら消えてしまうのでしょうか?
記憶を失い、洗脳されて、公理教会に従っている整合騎士ですが、実際には疑問を抱いている者もいるのが現実社会と似ています。本来の性格は消しきれないのが最高司祭アドミニストレータの限界かもしれません。
しかしながら、心の闇を刺激することに長けているアドミニストレータには脱帽です。小父様には無理でも若者はイチコロです。
セントラル・カセドラルを攻略した後の戦略を考えているキリトの前に立ちはだかる、意外な強敵が登場したところで次巻へ。
さらに本巻でも新たな謎が提起されています。
・セントラル・カセドラルを守るように存在するガーゴイルの存在。ダークテリトリーのモンスターが何故こんな場所にいるのか?
・右目に浮かぶ「SYSTEM ALERT」を仕掛けたのは誰なのか? その目的は? 再生された右目には存在しない機能のようなので、本来の仕様ではないらしい。
早く次巻が読みたくなる展開です。
Posted by ブクログ
しばらくラノベから遠ざかっていたので12,13一気読み
んー、さすがにもういいかな
黒雪姫はとうにきったけどこっちは一応買ってたんだけど…
アニメもあれだったし…
入間人間だったかな?シリーズは10冊できれいに終わらせるのがよいっていってたの。どの作者も10を大きく越えたシリーズでそのすべてのクォリティが期待値以上だったものってない気がする
次は短編らしいからまあ読むんだろうけど一軍ではなくなった感
Posted by ブクログ
思えばアリシゼーション・ビギニングを読んだときはとてもワクワクしたものだが、ここまできてようやくアリシゼーション編も盛り上がってきたか、というところ。
中々面白かったのだが、Web版からの加筆・訂正のせいなのか、全体的に不自然な描写が目立つ。
キリトの自己評価の低さとか95Fの縁から見下ろしたらガーゴイルの石像見えるんじゃないかとかあるのだが、最も気になったのは別個に動いているキリトとユージオの間でなぜか情報共有がなされていることだ。
ベルクーリが英雄譚の主人公であることに気づいたのはユージオのみのはずなのに、その後のキリトの主観で当然のようにそれを知っているのは明らかにおかしい。
少し興冷めしてしまったのでこういったところも気をつけてほしいなあと思う。