【感想・ネタバレ】ソードアート・オンライン10 アリシゼーション・ランニングのレビュー

あらすじ

謎のファンタジー世界に入り込んでしまったキリト。VRMMOチックなその空間で最初に出会った少年・ユージオ。≪NPC≫とは思えないほど感情が豊かなその少年と共に、キリトは央都≪セントリア≫に向かい、 そして、二年が過ぎた──。 キリトとユージオは、≪北セントリア帝立修剣学院≫の≪初等練士≫となり、それぞれ先輩であるソルティリーナとゴルゴロッソの指導を仰ぎながら、人界最強の秩序執行者≪整合騎士≫を目指す日々に明け暮れていた。 央都を統べる≪公理教会≫の中枢にたどり着くため、二人はあまたの障害をはねのけ、学院にわずか十二人しか存在しない≪上級修剣士≫を目指す──! 壮大なるヴァーチャル・ワールド・スペクタクル!!

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「ゲームの中での死は、そのまま現実世界での死に直結する」、そんな地獄のゲームに巻き込まれてしまった主人公・キリトが、自らの剣の腕だけを武器に、文字通り死にもの狂いでゲーム「ソードアート・オンライン」の世界を攻略していく、という物語。

この作品の魅力は、「ソードアート・オンライン」というゲームのリアルな世界観と臨場感を細部にわたって味わえるところ。

とにかく描写がすごい! 「ソードアート・オンライン」では、プレイヤーは「剣」を武器に戦うことになります。その分、敵との戦闘は接近戦が中心となるため、さまざまな剣技や仲間との連携技など、迫力のある戦闘シーンの描写は、実際に剣が交錯する音や息遣いが聞こえてきそうなほど……!

また、他のプレイヤーがログアウト(死)してしまうシリアスな場面には「自分がもしこのゲームに巻き込まれたら……」と思わず想像してしまって、ゾッとします。リアリティの演出がすごいんです。

とはいえ、重いシーンばかりではなく、キリトと他プレイヤーとの交流や、ヒロイン・アスナとのやりとりなどほっこりするシーンも適度にはさまれているので、途中で疲れることなく一気に読んでしまいました!

現実よりもリアル!? なゲームの世界に、あなたも没頭してみませんか?

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Posted by ブクログ

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今回の話は長い。なかなか読み終わらなかった。けれど「読んだ。」って感じがしました。相変わらず面白かったです。

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2013年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

遂に語られる「プロジェクト・アリシゼーション」。フラクトライトは無理だろうが、現実にも各国で取り組まれているようなAIの軍事利用。そこまでやるなら戦争もVR空間でやって欲しいと思ってしまう。

なぜ無垢なフラクトライトが必要なのかは納得できる理由。もしかすると人間も前世とかの記憶を持たずに生まれるのは同じような理由なのかもしれないなぁと思ってしまいました。

さて本巻、謎が散りばめられています。

・アンダーワールドは≪ザ・シード≫から作られているはずなのに、ソードスキルが使えるのはオリジナルのカーディナル・システムが使われているのか?(どこから入手?)

・「ダークテリトリー」とモンスター達を作ったのは誰で、何故?(禁忌目録があるので、実際に存在しなくても問題ないはず)

・「マスター」「かの者」とは誰? 「マスター」は明らかにシステム管理者権限を持っていそう。

・下位規則に縛られない「貴族」の存在、設定したのはプロジェクトの一環?

・戦闘も戦争もないのに、剣技がこんな発展しているのはどうしてなのか?

・イメージすることが力になるのは、当初からののシステム機能、それとも別の誰かの介入?(「シンイ」はやはり「心意」なのか?)

「アクセル・ワールド」のシステムは確実にアリシゼーションの先にあると確信させてくれます。茅場晶彦氏がまだ何かしていそうな感じもするし、続きを早く読みたくなります。

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2018年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SAOシリーズ第10巻。アリシゼーション編の2巻目。
キリトが中心のアンダーワールド、明日奈が中心の現実世界、それぞれの話が展開されていきます。

現実世界側の話では前巻同様に様々な説明が書かれており、理解するために二度三度の読み直しが必要かも(笑)

一方、アンダーワールドではキリトとユージオが整合騎士を目指すべく学院に。
実にキリトらしい活躍を見せる場面もあり、こちらは素直に楽しめます。

どちらの話にも進展はあれどゴールラインは見えず、まだ序盤の展開であることを伺わせるのですが、それだけに世界観にどっぷりハマることができずにいます。
次巻あたりで大きな進展があると良いのですが、現状の進行速度だと期待できず少しダレてしまいそうな予感。

裏表紙の「MORE DEBAN」は結構切実(笑)
でも本当に彼女たちにもスポットライトが当たる日が来ることも願っています。

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2014年09月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前半の説明は、
正直斜め読みというか...
専門用語バンバンで駄目でした!
ごめんなさい!!

後半の、
キリトの奔放さには頬が緩むばっかりで。
演技!早すぎでしょう!!
そして、相変わらずのタラシっぷり!!
あー、私もキリトの下について
部屋の掃除したり
パイもらったりしたいなぁ。

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2013年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フェアリーダンス・ファントムバレットと2巻で終わってたから今回もこれで終わりだろうと思ったらそんなことはなかった。
現実世界からのアプローチというか状況説明が多いために進みが遅い印象はある。
しかし常に次が気になってページをめくる手を止められなかった。
相変わらずキリトくんの俺TUEEEEEっぷりが気持ちいい。
突然《マスター》の使い魔なる視点になって少々戸惑ったわけだが。

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2012年11月21日

シリーズ作品レビュー

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