【感想・ネタバレ】わが家は祇園の拝み屋さん９ 星の導きと今昔の都のレビュー

望月麻衣

関東本部から呼ばれた澪人と一緒に、夏の間だけ実家に戻ることにした小春。京都に残るチームOGMのみんなとも連携しながら、東京の波動が下がった原因を突き止めようとするが――。

[ブクログ · ★★★★☆]

琴線にふれたところはp78の朔也くんのセリフ。

「そうだよ。だって純粋無垢な赤ちゃんだって母親を取られたら嫌なんだから、これはもう本能なんだよ。自分を責める必要ないって。相手に露骨な嫌がらせをしないだけ、『自分はすげぇ偉いんだ』って思っていこうよ」

好きな人に好きな人ができたときの嫌だと思う気持ち。それに対して朔也くんは共感してくれる。
理屈抜きで嫌。そう思う自分も嫌。そんな愛ちゃんに、しょうがないことなんだよと。ましてや偉いよ。と朔也くんは言ってくれる。
ああ。こんな感情いだいたままでいいんだと。救いの言葉でした(*´ー｀*)

P164に栞を挟み本棚にしまいます。小春ちゃんと澪人のいちゃいちゃからのもじもじシーンは、何度読んでも面白いので( *´艸)

表紙の猫ちゃん可愛い♡

[ブクログ · ★★★★☆]

宗次朗が師匠の店の手伝いに浅草に戻るのを機に、不穏な東京へ澪人と小春も東京へ行くことに。東京でもだもだする２人が可愛い。
ちゃっかり小春の両親公認に関係が深まりつつ、でもちゃんとするべきことをしている２人は立派です。
東京の問題の原因が、西の審神者頭谷口だったことが分かりました。しつこいおっちゃんです。
東の解決の為に、久しく姿を見せなかった若宮くん（黒龍）も再登場。嬉しい限り。また澪人と小春をめぐる三角関係を発動させてほしいです。
東で続く物語が楽しみです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

通勤・昼休みでほゞ読み切れるし、中に書かれている考え方や、昔から言われているしきたりの説明が腑に落ちるので心地よい
ラブラブぶりが爺の身には気恥ずかしいが、秋元文庫・コバルト文庫・なかよし・りぼん・花とゆめ・少女コミック・マーガレット・別マ・プリンセス・LaLaあたりをリアルタイムに読んでいた漫画ヲタクには慣れたものｗｗ
（少年誌も全て読んでいたからね！）
そういえば、８巻に家頭清隆（三条寺町ホームズ）も出ていたな・・・三作制覇？もっとコラボしてるのかな