【感想・ネタバレ】坂の上の雲(五)のレビュー

あらすじ

強靭な旅順要塞の攻撃を担当した第三軍は、鉄壁を正面から攻めておびただしい血を流しつづけた。一方、ロシアの大艦隊が、東洋に向かってヨーロッパを発航した。これが日本近海に姿を現わせば、いま旅順港深く息をひそめている敵艦隊も再び勢いをえるだろう。それはこの国の滅亡を意味する。だが、要塞は依然として陥ちない。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

二〇三高地、乃木希典
目を見張る闘いの場面を想像していましたが、多くの日本兵が亡くなるという読み進めることが辛い描写が続きました。司馬遼太郎氏のこの坂の上の雲では乃木希典が海軍からの要請を受け入れず、ただただ兵を失うという愚策を続けたと記されています。日露戦争で日本が勝利したと歴史上では知っていますが、日本が勝利したことは薄氷を踏むようなギリギリのところだったと想像ができました。

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2023年11月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ついに旅順での戦いに終止符が。

児玉源太郎かっこいいなぁ。
そこから、旅順港が見えるかのところはグッときます。
つい感情的になりやすい部分も、乃木希典に対する配慮も、人間味があっていいなぁと思ってしまった。

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2021年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

戦略や戦術の型ができると、それをあたかも宗教者が教条を守るように絶対の原理もしくは方法とし、反復して少しも不思議としない。

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2020年05月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

組織内部の争いにエネルギーを取られたり、
必要な情報を入手しなかったり、
強すぎる先入観で判断したり、
それが勝敗につながっている。

しかし今より厳しい自然環境で、設備も限られ、情報入手もかなり困難な時代ならしょうがない判断だったのだろうかとも思う。

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2022年02月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ついにニ○三高地を奪う。
もっと早く児玉さんが指揮をとっていれば
失われる命が少なく済んだのに…!と
つい思ってしまう。

戦いが終わる、という情報が耳に入ったとき
日本軍、ロシア軍が互いに抱き合った、
というシーンが一番印象的。

戦争がなければお互いにただの人で
楽しく過ごせるのに
国のために、殺し合う、殺し合わされるって一体
戦争ってなんなんだろう、と思ってしまった。

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2022年01月03日

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