【感想・ネタバレ】コミック版 日本の歴史 戦国人物伝 龍造寺隆信のレビュー

あらすじ

肥前(現在の熊本県)の一土豪から、戦国大名へと成長した龍造寺家。その最盛期に登場したのが龍造寺隆信です。隆信は、多くの土豪や大名が勢力争いをしていた九州という激戦区で、薩摩の島津氏や豊後の大友氏と争って北九州(肥前・筑前・筑後・肥後・豊前)に覇を唱え、「五州二島の太守」と謳われました。戦いに明け暮れ「肥前の熊」とも呼ばれた隆信の生涯を、時代劇マンガの旗手・かねた丸がダイナミックなタッチで描きます。

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Posted by ブクログ

知名度的に全国区ではない龍造寺隆信(あくまで個人的見解です)で、1冊作っちゃうところがこの日本の歴史コミックシリーズのいいところ。

親と祖父を殺され、でも後年復讐を遂げ、豪胆さと時に残虐さで【肥前の熊】【九州三強】と言われるまでになり、最後は腑抜けて(諸説あり)散っていく。まさに戦国ストーリー。

一方、鍋島直茂はしたたかよね。この本では権力が鍋島家に移っていく様は描かれないけど興味深い。

子供向けの漫画でもあるからか、晩年も含め龍造寺隆信の解釈は好意的。最後の場面についても自ら名乗ったと。

馬に乗れず6人が支える籠で移動ってどんだけ重かったのかな、、、。

戦国時代の北九州(特に佐賀)の歴史を知るにはおすすめです!

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2025年01月31日

シリーズ作品レビュー

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