あらすじ
リュウと共に出張した北の街・リリアスで謎の病が発生! その原因と治療法を探る白雪は、病の拡大を防ぐ為に関所の封鎖を第一王子・イザナに提言する。一方、北の都・ウィラントに向かっていたゼン達にも病発生の知らせが届くが!? 緊迫の第9巻!
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「赤ってのは 運命の色のことを言うんだろ」
2人の足音が重なり合う、王道の王宮ラブ・ファンタジー!
薬剤師として暮らす少女・白雪は、生まれ育った国・タンバルンの悪評高い王子・ラジに珍しい真っ赤な髪を気に入られ、愛妾に望まれます。
困った白雪は隣国・クラリネスへ逃げ出すことに。
道中出会った不思議な少年・ゼンの正体は実は…!?
王宮を舞台に、白雪と周囲の成長をやさしく描いた作品。
アニメ化もされた人気作です。
やわらかい絵柄と、いきいきとした登場人物たちが魅力。
そしてなんと言っても、ヒロインの白雪がかっこよくてかわいい!
芯が通ったしなやかな強さを持つ白雪に、貴方も思わず惹かれること間違いなし!
読んだ後はいつもよりやさしくなれるかも!?
隣り合って歩いていくゼンと白雪のように、前を向く勇気をくれる1冊です。
感情タグBEST3
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リリアス事件
リリアス事件のお話です。徐々に変わり始めていましたがこの辺りから兄王子との関係が変わり始めます。薬室長とシダンの関係が気になるところです。
匿名
あまり仲の良くない緊張感みたいなものがあって、白雪と兄上の組み合わせも好きだなぁ。
でもなんだかんだお姫様抱っこまでされちゃったよ。ゼン、いろいろと先越されてるぞ?
で、オビまた思わせぶりなことを!
オランマリス
わからない原因
なぜ病気になるか、どの菌なのか
何もわからない中、それでも原因を突き止めなくてはならない
今回、白雪たち薬剤師の奮闘ぶりがステキな巻
総力戦で病に立ち向かう
今ここで俺が王城に仕える薬剤師の言葉を捨て置いてどうする。
私達は一度でも偽れば誰の力にもなれなくなります。
コロナ禍になってからこの話を読むと、より、これらの言葉が見に染みてくる。
怖くない?
本編の内容にはあまり関係ないのですが、よくわからない病気に対して、白雪たちが開発した薬を飲ませることに
考えてみたら、これって怖いですよね
その道のプロが作ったとはいえ、本当にそれが効くのか、副作用はないのか、といったことを考えると、不安に思います
飲まなければ死ぬ、となったら仕方ないかもしれませんが、ためらいなく飲めたらすごいですね
白雪とリュウ大活躍の巻です。
そしてやっぱりオビがどうしてもかっこいい……
オビの白雪に対する気持ちにゼンも気付いてる風?
次巻、ゼンと白雪の再開!!
あっという間に読了
問題解決に向けて、それぞれが自分のできることに必死に挑む姿が格好良かった。
そしてイザナ殿下の好感度が急上昇。オビと白雪コンビも最高だった。
Posted by ブクログ
白雪が本職がんばってて、その中で確かめ合う絆とかたまらんです!
あと、オビ!オビ!オビ!
オビが白雪に惹かれるたびにもうっ切ないですっ(´;ω;`)
あと、薬室長らへんの恋模様も気になります。
そこも大人な気持ちが見え隠れしてて切なくなるのですが!!
白雪・リュウが向かった冬の地・リリアスにて、未だ治療薬のない病が流行。今までぎくしゃくな関係だったイザナ殿下に、白雪がリリアスの門を閉じるのを懇願するシーンは格好良かったです。
薬剤師たちの奮闘
・赤髪の白雪姫 ~本編
キャプション通り、ある意味で大変な状況を迎えている9巻
内容は以前の砦を精査したような感じ。白雪とオビのタッグとか、余計にゼンの影がやや薄くなってないか、と感じる
ただ、すんなり特効薬が出来上がる本編は色んな意味で羨ましいが
Posted by ブクログ
あいかわらず面白い。話のテンポとかキャラの魅せ方とか背景とかホント上手い。
リリアス編完結。
白雪とゼンは別行動しているので一緒にいる姿はあまり見られませんが、離れていても信頼し合って想いあっている様子がすごく良い。オビやミツヒデ、木々たち従者とゼンの関係も良いな。キャラクターたちが生き生きしている。
謎の病の感染を食い止めるため、白雪たちが奔走してます。白雪カッコいい!リュウもオビもかっこいい。イザナ殿下にも少しずつ認められている感じなのかな?ゼンも大人になったね。昔は突っ走ることの方が多かったのに(笑)みんな成長してきてるね。一番変わったのはオビな気がするけれどww
Posted by ブクログ
リリアスで謎の病が発生したお話ですが、白雪相変わらずかっこいいです。ゼンも今までとはちょっと変わったのか、先を見越した行動をしてて、イザナ王子もなんとなく白雪とゼンを認めてくれた感じがして、いい展開だと思います。
病気の話はこれで終わり、今回はゼンと白雪が一緒に行動しているところは少なかったですが、次巻の予告ではデートするみたいですし、次巻も楽しみです。
おまけ頁のガラクとシダンの話も、ああそういうことねって感じで楽しめました。
また白雪の機転
突如体調を崩し始め、紋様が体に浮き出始めた研究者と子供たち。
研究者のちえを出しあってもわからない原因。
一冊の本に情報が載っていたが、薄れていて、読めない。
ここでの白雪の機転、薄れているわけではないと見破った功績素晴らしい。
イザナ王子って本当に為政者として必要な資質を持っているなって思いました。一筋縄ではいかない人でないと為政者になれないと思います。
うーん・・・閉鎖して病が広がらないようにするっていうわりには、直接会ったりしてちょっと一貫性がないなあって思ってしまった。人を介してうつる病も多いのに・・・