あらすじ
イザナの戴冠式の知らせが近隣諸国に届き、皆が王都ウィスタルを目指す…。準備に奔走するゼンは、白雪にタンバルンの王子・ラジの案内役を命じる!一介の宮廷薬剤師である白雪の大役に王城の皆が驚くが!?ゼンを取り巻く環境が大きく動く第12巻!
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「赤ってのは 運命の色のことを言うんだろ」
2人の足音が重なり合う、王道の王宮ラブ・ファンタジー!
薬剤師として暮らす少女・白雪は、生まれ育った国・タンバルンの悪評高い王子・ラジに珍しい真っ赤な髪を気に入られ、愛妾に望まれます。
困った白雪は隣国・クラリネスへ逃げ出すことに。
道中出会った不思議な少年・ゼンの正体は実は…!?
王宮を舞台に、白雪と周囲の成長をやさしく描いた作品。
アニメ化もされた人気作です。
やわらかい絵柄と、いきいきとした登場人物たちが魅力。
そしてなんと言っても、ヒロインの白雪がかっこよくてかわいい!
芯が通ったしなやかな強さを持つ白雪に、貴方も思わず惹かれること間違いなし!
読んだ後はいつもよりやさしくなれるかも!?
隣り合って歩いていくゼンと白雪のように、前を向く勇気をくれる1冊です。
感情タグBEST3
戴冠式が美しい!
個人的にすごく好きな巻です。
戴冠式でのみんなの正装が素敵過ぎる!
イザナ様とゼンが並ぶとほんと美形兄弟!
ラジ王子の成長にも感動します。
赤髪の白雪姫
ラジ王子がすごく立派になった気がします!白雪とオビはやっぱりセットで会場入りがお約束(笑)久しぶりの美少年見れてうれしいです!
ついにリリアスへ〜😭
赤髪の白雪姫は一人一人の言葉にすごく意味があってそれぞれ考えながらそのキャラクターの目線で読むのがすごく楽しいです。
Posted by ブクログ
12巻まで読んだーーファンタジー系少女漫画好きだ!!ゼンと白雪はこれから離れ離れだけど大丈夫かな…イザナさんハイスペ兄貴だなぁ…木々とミツヒデさんは早くくっついてーー
個人的にはオビと白雪、ラジと白雪の関係が好き
Posted by ブクログ
しまった。イザナ様好きになってしまった←
白雪ちゃんが素敵な女性すぎて、類はともをよぶ状態でまわりの人たちも素敵なことが多いんだけど
12巻を気に読み返したら、イザナ様も結構好きになってしまった。
身分違いの王国ものって血がだらだらか、陰謀どろどろであることの方が多いんだけれども、これは絵柄からしてきらきらした王宮そのまんまなのがすごいなあ。
まとめ方が。可能な限りこのままのんびり進んでほしい。世界観壊したらだめだと思うから。
Posted by ブクログ
第50話〜第55話
新王、即位。
今回特に感じたのが、それぞれのキャラクターの精神的な成長。
まずはなんと言っても、イザナ殿下、改め、イザナ陛下ですよね。御即位、そして御婚約おめでとうございます。この人とっくに王様のつもりでしたけど、そう言えばまだ王子様だったんですね。戴冠式の後はより一層貫禄が増しました。この方が王様なら、きっと、クラリネス王国は安泰ですね。今回彼の台詞で印象に残ったのがハキさんに目付きのことを指摘されての「穏やかに見えないのなら好都合だな」という台詞です。いつも余裕綽々といった様子の彼もやはり若くして王様になることに不安を感じているのかな、と感じさせられました。そしてそんなイザナ陛下の不安をあらわにさせてしまうハキさん。今後この二人のやりとりが俄然楽しみです。
お次にラジ王子。あのバカ王子が、きちんと自分の立場を理解して、その上で白雪と接している姿に感動しました。「私がきみの故郷の王子として きみを見返すつもりだという事も忘れるのではないぞ」忘れませんとも!ラジ王子史上一番の名台詞だと思います。
最後にゼン王子。彼は今回、実に表情豊かだと感じました。もちろん彼は元々表情は豊かな方ですが、戴冠式での兄王に対する笑顔や、国民への笑顔を見て、なんというか、垢抜けた印象を受けました。王子として、イザナ陛下の補佐をする立場として、余裕が感じられます。これからますますかっこよくなるのでしょうね。
しかし、ここでまさかの、白雪、リリアスに異動。離れ離れになる二人の関係が今後どう変わっていくのかとても楽しみです。
今回、戴冠式のシーンが、全く台詞がなく、頭の中で自然に荘厳なBGMが流れ始めました。これぞマンガの魅せ方だなあ。と。
またそれぞれの衣装も細かく鮮やかで、一ページ一ページ、めくるのが楽しかったです。
12巻は、赤髪の白雪姫既刊の中で1番のお気に入りの巻となりました。
Posted by ブクログ
今回はいろんな変化があった巻でした。
イザナの戴冠式がおこなわれことで、王宮内にも新たな変化が。
仲がわるい兄弟かと思われていたイザナとゼンもいい方向へ行っているようにみえるのですが、でもイザナの本心がどうなのか?まだまだわかりません。
新たな展開となった、白雪とリュウの配置移動もどんな意図があるのか?
次巻の予告もとても気になるし次の巻がまたすごく楽しみです。
でも、白雪のおかげでいろんな人との結びつきがゼンにとってもいい方向へ導かれているようでこの2人のラブストーリーもまた一歩進展してくれたらなと思うところです。
Posted by ブクログ
戴冠式がすごく綺麗!
あきづきさんの描く絵は繊細でほんと美しいなー。風景とかでも優しい雰囲気が伝わってくるからすごい好き。
白雪とゼンが階段を滑り降りるところも素敵!
あと今巻は特にラジ王子が良かったですね!白雪とさらに良い友人関係になった!人としてすごく逞しくなったし頼もしい。最初に白雪に会った時に涙を流してしまったのが可愛かったです(笑)
次巻はつらいなー…、二人ともやるべきことがあるから仕方ないけど離ればなれはつらいー。木々さんの「たぶん呼んでる」は予告の白雪の状況のことだと思うと次話で私確実に泣くだろう…
Posted by ブクログ
イザナ王子が王の位を継ぎ、ゼンが王位第一継承者に。いつもと違う重厚感のある装いのゼン、最高に格好良い。イザナもしたたかな感じで、それと対比されるゼンの可愛らしさも堪らない。ああ、好き。著者は人の描き分けは割と出来ているほうだと思うけれど、年齢の描き分けが本当に苦手なようで、、、イザナとゼンの母親があの見た目ってないでしょう。ちょっとは中年の顔を描く努力をしてくれないだろうか。特に説明もないまま、2人の姉のような見た目の女王を出されても困惑する。実は2人とは血がつながっていないのかと勘ぐってしまったよ。
Posted by ブクログ
今の今まで王の存在を忘れていてすみませんでした。
そうだよね、まだ二人とも王子だったね...
ここのあったかい人間関係もほんと好き。
木々さんについて行きたい
Posted by ブクログ
イザナの戴冠式の知らせが近隣諸国に広まり、王都には懐かしい面々がどんどん集まってきた。白雪はゼンに任命され、ラジ王子の案内役を務める。戴冠式の情景がとても綺麗。この話は細かいところまで描き込まれてあるしね。イザナが陛下となり新体制で王城が慌ただしくなる中、白雪に宮廷薬剤師として新たな辞令が降る。再び離れ離れになる白雪とゼン。次巻も気になる。
Posted by ブクログ
イザナ王子が即位し、そういえば彼はまだ王子様だったんだなぁとか、王様は女王様だったんだなぁって。
戴冠式には各国から人が集まり、白雪はタルバルンの友人としてラジの案内役に。ラジが白雪のことを好きなのは分かるけど、ラジも白雪はゼンが好きって分かっている、報われない愛に悲哀を感じました。
一大イベントが終わったあとは、ゼンと白雪は離れ離れ。離れている間に恋しい気持ちが募るのかなぁなんて。
次巻も楽しみにしてます。
Posted by ブクログ
“「お前は…何よりも正直で 信頼し信頼される者が多い
対等であり上に立つ者であり常に味方でいる
お前の味方がまた味方を得る
ゼン 俺が今日跪く時
お前は 今 お前の手にあるものに懸けてそこに立て」”[P.49]
初っ端からラジ王子!たいへん嬉しい。
きっちりかっちりした格好のゼン王子も格好いい。
ラジ王子に約束果たすシーンがとても良かった。
“「何故とは
白雪どのが故郷とはいえ他国の王子の為にその髪を伸ばしているというのは
ゼンどのにとっては面白くない面もあるのではないかと思ったのだが?」
「おまえ俺がそんな小さい奴だとでも言いたいのか?
白雪はそういう娘だ
そこをわからんようでは白雪の友人は務まらんぞ
肝に銘じておけ!タンバルンのラジどの」
「そうか
苦労をしているのだろうなゼンどの」
「いいからもう白雪と挨拶してこい」”[P.117]