あらすじ
大華三国を隔てて聳えるタウは銀山なり──。タンガ王ゾラタスにもたらされたこの密告こそ、ウォルたちが仕掛けたタンガの挙兵を誘う作戦であった。しかし鬨の声はデルフィニアの西方パラストから挙げられる! 微妙な緊張を保たせてきた三国は、ついに動乱に突き進むのか!?
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Posted by ブクログ
パラストとタンガが手を組んで国王は囚われの身に。ヒロインなんて可愛いものじゃない扱いになかなか後半はきつめです。シェラとヴァンツァーは仲良くなってくれないでしょうか、二人が普通に会話すればバルロとナシアスみたいになりそうな。
Posted by ブクログ
冒頭からポーラが登場する巻です。
ポーラは、女性キャラの中で一番好きだから嬉しいです。(リィとシェラは私の中では男性キャラなので)。ポーラの可愛さ・一生懸命さはいつも癒されます。でもデルフィニア戦記って美形じゃない人は、男性よりも女性の方が多いような……。
それはともかく、この巻前半は割とほのぼので、後半の最後の方が怒涛の展開でした。後半、敗戦はせつないので読みづらいけれど、鉄網にとらわれた時のウォルの「獅子の笑み」のシーンは好きです。国王のカリスマに胸が熱くなります。
今後、囚われのウォルはどうなってゆくのか。再読だけど、わくわくします。