あらすじ
獅子の紋章が象られた招待状が届き、使者が大陸全土からコーラルに赴く。白亜の城では豪華で盛大な式典が催されるが、その背後でタンガ・パラスト両大国は飽くことなき権力への執念を燃やし続けていた。デルフィニアの国王夫妻は毅然として顔を上げ互いの手を取り、偽りの宴へと進み出した。
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Posted by ブクログ
リィがポーラのお披露目の為に、みんなに脅され騙された結果、初お堅い式に華麗な姿で登場。みんなの驚愕する姿が思い思いで笑いが止まりません。ラティーナやシャーミアンの言葉にきゅんとさせられます。こんな可愛らしいこと言えないです。
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見所は間違いなく和平式典前後。想像力を全開にして、人々の危惧と驚きと王妃の美しさを想像してみてください。結婚編もこれでもうほぼまとまった、最終第4部1巻。
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放浪の戦士と異世界の少女の出会い-。すべてはここから始まった。タンガ・パラスト両国の飽くことなき権力への執念、ファロットの暗殺魔手、ビルグナ砦陥落、騎士団千人の命と交換に虜囚となったリィ、ゾラタスの卑劣な陰謀、最後の大戦まで。
デルィフィニア戦記。4部作で全18冊。途中で寄り道?もしながら、約1年間共に戦ってきました。ウォル王、リィ王妃はもちろんのこと、シェラ、ルウなど登場人物全員が素敵でした。個人的なお気に入りは、レティシア。
少し休息をして、次の旅に出かけます!
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いや、やっぱり女の人が一番強いなあ。
第三部を読んでから年単位の時間が経っているのだけど、読み始めるとすっと物語の中に入り込むことが出来た。
もちろん、ちょっと忘れていることもあったけど、それを感じさせない面白さ。
やっぱりいい!
好きだな。
物語的には前巻最後のファロットの暗殺者との対決は少し一休みで、絢爛たる宮廷絵巻と主要人物でまだ残り人たちの恋模様。
公式の場にリィを引っ張り出す苦労には笑った。
しかも、その式典でのリィの登場シーンの凄さ。
まさに主人公は遅れて現れるタイトルロールの面目躍如だよなあ。
そして、二組の恋模様は、やっぱりルビコン川を先に渡るのは女性の方なんだよなあ。
男はへたれだ(笑)
シャーミアンの『あばたでなければいやなのです』は、男なら応えずにはいられないよなあ。
それぞれがそれぞれに幸せになりそうで良かった。
さて、最終章と言うことで、もちろん最後にはリィは異邦に帰って行ってしまうんだろう。
その前に、三国の間でどんな戦いが起こるのか?
そして暗殺者とリィの決着はどうなるのか?
期待しつつ次を読もう。
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デルフィニアで開かれた和平式典。タンガパラスト、そして周囲の国家が終結―
バルロ、ロザリンド結婚♪ジルvアビーの年の差カップル、ナシアスvラティーナがついに!シャーミアンがイヴンへと?一気にみんなハッピーエンドで微笑ましい。
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正装したリィを是非とも見てみたいものです(命がけになりそうですが)。バルロとロザモンドが結婚、イヴンとシャーミアンも(ウォルたちの手で)婚約と、平和そうに見えますが、スケニアの手は着々と迫っていて……。
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「わたしは、あなたでなくてはいやのなので・・・、わたしからもお願い致します。できれば口説いていただけませんでしょうか」
こんなんノックアウトですわ O(:3 )~
Posted by ブクログ
再読。見せかけの和平祝賀パーティーが開催され、各国の代表が揃う。リィの王妃としての姿に一同茫然自失。この長いシリーズの中、国王と王妃として揃って正装での公務は初めてでは?やはりウォルの隣はリィがいいっ!また、あちこちで素直でない男女の恋愛話がうじうじと繰り広げられる中、シャーミアンの押しかけ女房宣言には拍手!スカッとした。ウォルもリィもそうだが、男も女も素直で正直な方が魅力的。