あらすじ
国王ウォルは王妃リィや共に出陣した騎士団・独立騎兵隊の者たちとコーラルに勝利の帰還を果たす。
熱狂し、出迎える人々――。
リィがデルフィニアに滞在した五日間を描いた連作短編集。
第一話 西離宮の灯り
第二話 ヴァンツァーの手紙
第三話 リュミエント卿の葛藤
第四話 コーラルの十年
第五話 ジャンペール家の団欒
第六話 ドラ伯爵家の騒動
第七話 サヴォア公爵家の事件
第八話 ロッテと薔薇の精
第九話 ポーラの戴冠式・前篇
第十話 ポーラの戴冠式・後篇
第十一話 来世の約束(C★NOVELS版刊行時書きおろし)
第十二話 新たなる日々(C★NOVELS版刊行時書きおろし)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
王妃、再びデルフィニア。嬉しいような拍子抜けのような。
どうやって帰れたのかは特に触れていないし、まぁその辺はファンタジーなんでなんとでもできちゃいますよね。
肝心のストーリーについては、やっぱファンなら無条件でもおもしろいですよね。
ただ、新キャラ(主に子供たち)がたくさん登場するがデル戦のよさはキャラクターへの感情移入という点が素晴らしいので、新キャラについては全くといっていいほどキャラが構成されていないし、王妃やルウのことを「誰だあなたは? 王妃でした!びっくり!」のワンパターンなのでそこまででもない。「ポーラの戴冠式」はいい話でした。
といいつつも、ファンとして続編を期待します。
Posted by ブクログ
デルフィニア戦記の外伝、第3巻です。
中公文庫から出ている外伝はこれで終わりなので、ドキドキワクワクしながら手に取ったのですが…。
時間軸で言うと本編のラストから10年後くらいの話なんですが、本編とこの本の間に「紅蓮の夢」という話があるようなんです。…が、それがないので「え?今どういう状況!?」みたいな感じがちょいちょいあります。まぁ、それはまだデルフィニア愛でカバー出来るんですが、本編で確か死んだはずの人が普通に登場してくるのでビックリしました。あと、あの人は男なんじゃなかったっけ?的な?もあったりと、なんかカラクリがあるにしても少しは説明いただかないと。。
今、新装版が順次、刊行されてますがこの辺りは改善してもらえたらなぁ…と。
と少しネガティヴな話を書きましたが楽しかったです。短編集なので1つ1つの話に入り込めるボリューム感ではないものの、子供世代たちの微笑ましいやりとりとか見て、デルフィニアはもう平和な時代に入ったんだな…、だから「戦記」としては本編で完結で良かったんだな…と思ったり。
デルフィニア戦記、楽しかったです!