あらすじ
大華三国を隔てて聳えるタウは銀山なり──。タンガ王ゾラタスにもたらされたこの密告こそ、ウォルたちが仕掛けたタンガの挙兵を誘う作戦であった。しかし鬨の声はデルフィニアの西方パラストから挙げられる! 微妙な緊張を保たせてきた三国は、ついに動乱に突き進むのか!?
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パラストとタンガが手を組んで国王は囚われの身に。ヒロインなんて可愛いものじゃない扱いになかなか後半はきつめです。シェラとヴァンツァーは仲良くなってくれないでしょうか、二人が普通に会話すればバルロとナシアスみたいになりそうな。
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ついにポーラやレティシアが登場ですね。シェラがファロットの命令に従わずリィの元へ向かうシーンや、ウォルやナシアスが敵の手に落ちるシーンも印象的です。
Posted by ブクログ
冒頭からポーラが登場する巻です。
ポーラは、女性キャラの中で一番好きだから嬉しいです。(リィとシェラは私の中では男性キャラなので)。ポーラの可愛さ・一生懸命さはいつも癒されます。でもデルフィニア戦記って美形じゃない人は、男性よりも女性の方が多いような……。
それはともかく、この巻前半は割とほのぼので、後半の最後の方が怒涛の展開でした。後半、敗戦はせつないので読みづらいけれど、鉄網にとらわれた時のウォルの「獅子の笑み」のシーンは好きです。国王のカリスマに胸が熱くなります。
今後、囚われのウォルはどうなってゆくのか。再読だけど、わくわくします。
Posted by ブクログ
うんうん、さすがに「内乱記」から「近隣各国とのすったもんだ」になってからのほうが面白いなぁ。 と言うのも、基本的にこの物語、ウォルの敵になる相手が小物すぎるきらいがあると思うんですけど、それでもさすがに相手が近隣王国の王様となってくると、少しは期待が持てそうな雰囲気が漂ってくるんですよね~。(まだ、定かではないんですけど・・・・) それと同時にこの第3部ではウォルの本当の意味での愛妾問題とか、バルロやナシアスの恋の物語なんかもでてきて、特徴(個性)の乏しかったウォルを取り巻く人々の本質・・・・みたいなものが生き生きとしてくる感じがするんですよ。 あ、一応お断りしておくと基本的に KiKi は恋愛小説みたいなものはあんまり趣味じゃなくて、恋愛シーンにときめいたりすることは皆無なんですけどね(苦笑)。
そうそう、そして第2部から登場したシェラも少しずつ興味深いキャラになってきています。 そしてシェラが無意識ながらもその一翼を担っていたファロット一族がなかなかいい味を出しています。
(全文はブログにて)
Posted by ブクログ
シェラ可愛いvヴァンツアーカッコ良すぎ!ウォルと可愛いこりすちゃんとのほのぼのいいなぁ。
本編はいきなり急展開でウォルが味方に裏切られて人質になったり色々大変。久々に動きがあって続きが気になる巻だった。
Posted by ブクログ
タウの秘密が明らかになり、タンガ王ゾラタスの耳にも入る。当然挙兵されると思っていたら、今度は反対側のパラストが!?そしてウォル王の身にも危機が訪れる、大波乱の第3部2巻。