あらすじ
グラハム卿ら西部領主たちが反旗を翻した。身内の裏切りによりウィンザに出陣していた国王ウォルの軍は大敗、ラモナ騎士団も壊滅する。タンガ・パラスト両国はデルフィニアに宣戦布告し、ウォルは囚われの身に……。しかし、この一大事に何故か王妃リィは姿を消し、残された人々は国王救出に奔走する!
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Posted by ブクログ
国王が闘技場で満足に戦えない状況で踊らされると聞き、みんなが憤る中、リィが頑張って助けにいくのですがこっちもこっちで踊らされて、さらに惑わされて国王を助けたあと放心状態に。そんなリィを心配して本人にとっては余計な事をしたと思われることをしたために怒りを買うところで終わっているのでもう早く続きが読みたい。ウォルはどうやってこのピンチを潜り抜けるのか。正直肝はすわっているので正直に言いそうですが、頑張れ国王。
Posted by ブクログ
再読。面白かったので一気読み。タンガとパラストが同盟を結んで宣戦布告し、国王が捕らわれた。再読ながらハラハラドキドキ。愛妾だの側室だのの話は全くなしで良かった。パラストの残虐非道の行ないには登場人物達と共に憤り、ウォルとリィの絆の深さには胸を打たれた。ここでルゥが出てくるのは興醒めなのだが、リィがいずれ故郷に帰らねばならない身であることを、そろそろ現実としてちらつかせて来たなという感じ。
Posted by ブクログ
ナシアスとバルロとシェラがより好きになった話でした。
特にナシアスとバルロはいい!
ウォルもなんとか無事(?)に戻ってきて良かった!
ただ、今回ちょいちょい出てくる女性陣、好きなんだけど、恋愛方面ではよくわからないかんじ。
そこらへんがちょっと不満。
まあ、全体的に楽しめましたよ。
ラストがラストですから、一刻も早く続きを読みたいです。
Posted by ブクログ
国王様がすぐに助けられるのかなぁと思っていたのですが、予想外の苦難にはらはらしてしまいました。なまじ、今まではわりかし大きな困難も無く進んできたので、今回のは少し驚きでした。
リィが国王様助けるシーンがすごく好きです。
最後の終わり方がすごく気になる終わり方です………。
Posted by ブクログ
囚われの身となったウォルを助け出そうと奮闘するが居場所すら見つからず尚早が募る人々の前にウォル処刑の報が届く!
ナシアスとバルロはいい親友だと思った。バルロの男前度がかなり上がった。リィは戦場でこそ映えるなぁv
Posted by ブクログ
拷問を受けている時のウォルの走馬灯、ナシアスの壮絶な決意、ルウの幻に騙されたリィの凄まじい怒り、ウォルの元に走るリィ、その剣を使い獅子と戦うウォル、彼を救おうと奮闘するバルロたち、その彼らとウォルとの再会……。この巻は忘れられないシーンばかり。「おまえが俺の勝利の女神(ハーミア)だ」「おまえが俺の戦う理由(バルドウ)だな」など、忘れられないせりふも超多数。泣いた。
Posted by ブクログ
再読
いや~いまかいまかとページを進めないといけませんでしたね。
現実世界でライオンが人間?に吹っ飛ばされるのを見たら、どんな気持ちになるのかな…。
Posted by ブクログ
うんうん、さすがに「内乱記」から「近隣各国とのすったもんだ」になってからのほうが面白いなぁ。 と言うのも、基本的にこの物語、ウォルの敵になる相手が小物すぎるきらいがあると思うんですけど、それでもさすがに相手が近隣王国の王様となってくると、少しは期待が持てそうな雰囲気が漂ってくるんですよね~。(まだ、定かではないんですけど・・・・) それと同時にこの第3部ではウォルの本当の意味での愛妾問題とか、バルロやナシアスの恋の物語なんかもでてきて、特徴(個性)の乏しかったウォルを取り巻く人々の本質・・・・みたいなものが生き生きとしてくる感じがするんですよ。 あ、一応お断りしておくと基本的に KiKi は恋愛小説みたいなものはあんまり趣味じゃなくて、恋愛シーンにときめいたりすることは皆無なんですけどね(苦笑)。
そうそう、そして第2部から登場したシェラも少しずつ興味深いキャラになってきています。 そしてシェラが無意識ながらもその一翼を担っていたファロット一族がなかなかいい味を出しています。
(全文はブログにて)