あらすじ
国王を人質にして戦端をひらく――愚劣だが確実な作戦を用いてなお、敗北を喫したタンガとパラスト。デルフィニアの突出をくいとめなければ滅亡するのは……。かくして恐怖に戦く両国王は二国再連合とスケニア、さらにファロット一族を巻き込んでの起死回生の策に出た。
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Posted by ブクログ
ほぼ恋話。
道で襲われかけたところを救われ結婚することになった娘の話は、
わかりやすくも、詐欺だとすぐ悟り、
「黒いな、自分」と思ったが、
ポーラの弟が義憤で飛び込んでくる場面にも、
ポーラたちが国王と王妃と知ってあたふたする場面にも
微笑んでしまうのには、甘いな、自分。
そうして、大騒ぎになりながら、もう少し恋話は続くらしい。
Posted by ブクログ
うんうん、さすがに「内乱記」から「近隣各国とのすったもんだ」になってからのほうが面白いなぁ。 と言うのも、基本的にこの物語、ウォルの敵になる相手が小物すぎるきらいがあると思うんですけど、それでもさすがに相手が近隣王国の王様となってくると、少しは期待が持てそうな雰囲気が漂ってくるんですよね~。(まだ、定かではないんですけど・・・・) それと同時にこの第3部ではウォルの本当の意味での愛妾問題とか、バルロやナシアスの恋の物語なんかもでてきて、特徴(個性)の乏しかったウォルを取り巻く人々の本質・・・・みたいなものが生き生きとしてくる感じがするんですよ。 あ、一応お断りしておくと基本的に KiKi は恋愛小説みたいなものはあんまり趣味じゃなくて、恋愛シーンにときめいたりすることは皆無なんですけどね(苦笑)。
そうそう、そして第2部から登場したシェラも少しずつ興味深いキャラになってきています。 そしてシェラが無意識ながらもその一翼を担っていたファロット一族がなかなかいい味を出しています。
(全文はブログにて)
Posted by ブクログ
スケニアを取り込もうとするパラスト、タンガの策謀。そしてポーラの結婚話が勃発
ポーラの弟キャリガンかわゆすvヴァンツァーのシェラへの執着もどきどき☆
Posted by ブクログ
国王夫妻の夫婦喧嘩で始まり、国王夫妻の離婚騒動勃発で終わる巻。ポーラもついにウォルやリィの本当の身分を知ります。ヴァンツァーの仕事風景(?)も見られますね。
Posted by ブクログ
再読。戦が一段落したと思ったら、性懲りもなく再びタンガとパラストが手を結び、さらにファロット伯爵のいるスケニアも巻き込もうという企みが始まる。また王妃の命を狙ってファロット一族が動き出す。ファロットでもシェラは好きだが、ヴァンツァーとレティシアの話は面倒くさいからどうでもいい。そして、再び火がついた国王の愛妾話。これもどうでもいいんだけどなぁ。