【感想・ネタバレ】賢者の弟子を名乗る賢者8のレビュー

あらすじ

「ここはわしに任せて、お主は先に行け!」

人類の友である精霊を食い物にする宿敵『キメラクローゼン』。
彼らにより拉致された、事件のカギを握る錬金術師のヨハンを救出するべく、ミラたちは作戦を開始する。
捜査を行う中で徐々にあきらかになっていく敵の正体。
そしてついには、本拠地の特定に至るのだった。
いよいよ近づく最終決戦。ミラ、カグラ、そして仲間達、全てを総動員して打倒『キメラクローゼン』に向け動き出す――。

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ネタバレ 購入済み

結果は勝利…想いは十人十色。

思いの外巻数を跨いで続いていたキメラクローゼン編、ついに決着の時!
ミラも『軍勢』の二つ名を再認識させる圧巻の力量を見せてくれました。小説版では二つ名を象徴する戦いを起こしたのは今巻が初のはずです。アニメでは1話や12話でやってましたが。
本書中盤からは激戦、激戦、激戦の連続!ミラ以外の戦いも目が離せませんでした。…この巻におけるその全ての戦い、それぞれの結果もまた、胸に来るモノがあるんですよね。結論を言うと戦いは主人公側の「勝利」で終わります。しかし中には、本当の意味で“勝利”できなかったと取れるものもあります。
その一人はカグラだと私は思っています。長い事、キメラクローゼンを撲滅するために行動を続け、ついに自らの手でボスを倒し、その念願を果たす事ができました。しかし、全ての戦いが終わった結果から知らされたのは、親友を救えなかったという現実でした。本人も心の中では、そうかもしれないとずっと前から理解していたとは思いますが、この事は本当に悔しかったのだと思います。りゅうせんひろつぐさんの文章と藤ちょこさんの挿絵が合わさり、その思いは私の心にも響きました。
カグラを始め、この戦いに関わった全ての者達は今後、それぞれの想いを胸に進んで行くのでしょう。今私が読み終えた時点で17冊まで出ているので半分くらい読んだ計算になります。まだそのくらいだというのにこの濃密さ。とても素晴らしい作品です。りゅうせんひろつぐさん、藤ちょこさん、これからも頑張ってください。応援しています。

#切ない #ドキドキハラハラ #カッコいい

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2022年06月09日

ネタバレ 購入済み

決着

キメラクローゼンと決着が付き、若干の謎が残るものの、物語は次へ。
という感じだった。
次も楽しみだなぁ

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2022年05月04日

購入済み

キメラクローゼン決戦編

今回でキメラクローゼン編は終わりっぽいです。
最終決戦という事で豪華な戦闘シーンでした。
ミラの『軍勢』の戦い方は初じめて垣間見ました、そういう方法で『軍勢』としての力を発揮していたのか…
他の二人の賢者やセロ、そしてグラドの戦闘も良かったです。

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2020年05月22日

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