あらすじ
「変態ね」「変態さんです」「変態じゃのぅ」
九賢者の一人『相克のアルテシア』の情報を求めて、行方を知る可能性のある怪盗ファジーダイスを追うミラ。
その道中に立ち寄った街で仲間のカグラと出会い、彼女からこの街で子供たちの誘拐が多発していること聞いたミラは、
それを知っては知らぬふりなどできないと、子供達を救出するため、そして決定的な悪事の証拠を掴むため、
メイド服に身を包み囮捜査をすることにするのだが……。
感情タグBEST3
現実よ…これが異世界の変態だ。
前巻にて、10冊以上に渡り続けられてきた追跡クエストが終了し、別件クエストを開始。今回はその前座で、立ち寄った街に根付く巨悪…もとい、変態野郎を粛正します。どれくらい変態かはカラーページ見れば即座に理解できますよ。というより、この巻読み終えると「変態だらけじゃねぇか…」という印象が残るはずです。そのくらいやばいです。まぁ、でも…主人公最強なので不安は全く感じないのですが。解決する際も小回りの利く仲間達を総動員して当たるので、召喚術師らしさが出てて面白かったです。変態ばかりですが、一応話は一冊でまとまってますので、旅行先等で一気に読むとしてもオススメですね。
寄り道編
今回は怪盗ファジーダイスを捕まえる前に寄り道編という感じでした。
久しぶりにカグラなども登場しました。
カラーページでも団員壱号がカグラの餌食に…
本当に猫好きなんですね…
今回はミラの召喚術がかなり出てきました。
シルフィードとウンディーネもようやく登場でした。