【感想・ネタバレ】代紋＜エンブレム＞ＴＡＫＥ２（４４）のレビュー

木内一雅 / 渡辺潤

野獣と化した海江田組・有田は、田上連合・工藤の仲裁を無視してミツルを射殺してしまう。だが阿久津丈二（あくつ・じょうじ）はこれ以上の泥沼化を避けるため、工藤親分からきっちり落とし前をとったうえで、再び海江田組との手打ちを整えた。後は仇討ちをするのみ。ミツルの兄貴分である洋一に、有田の命（タマ）を獲るように命じた──。

[ブクログ · ★★★☆☆]

感想
上手く収まったような収まってないような結末


あらすじ
洋一が、有田を探す中、警察のヤクザを潰す頂上作戦が始まる。

洋一が有田をとる。

工藤と阿久津は頂上作戦を終わらせるために政治家に働きかけるが、阿久津は逮捕される。

阿久津は四課の由利の指令で殺されそうになるが、欣也が救う。

阿久津は海江田と完全に切れる。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ヤクザを潰すための警視庁の頂上作戦、でも結局ヤクザと政治家のつきあいがあってこうなるんだろうなぁという展開。結局ヤクザも政治家も信用出来ないという哀しい現実

[ブクログ · ★★★☆☆]

ミツルの仇、有田を仕留めた洋一。

迷いのないその姿に感動すら覚えた。
あとは、丈二の拘置所での執拗な聴取。
別件逮捕する警察側も納得できないけど、億の札束で議員に圧力をかける暴力団も納得できない。
まぁ、当事者でないから、こんな世界もあるのか～って読めるけど、つくづく怖い世界だと思えた。

丈二の出所を後押しした欣也はいい奴だな～