あらすじ
【現世(うつしよ)と隠世(かくりよ)を結びモノノ怪を導く、不機嫌主(あるじ)の勤め。】
妖怪にとり憑かれて、高校入学以来、7日間保健室登校の芦屋。どうにかしたいとすがったのは、四畳半の茶室「物怪庵」の主だった――。さまざまな理由で、現世(うつしよ)に迷い込んだ妖怪を救い隠世(かくりよ)へ導く、不機嫌主(あるじ)のモノノケ奇譚、第1巻登場です。
(C)2014 Kiri Wazawa
感情タグBEST3
もののけ庵という不思議な部屋とその主、安倍晴斎を中心に、怪異たちとの交流を描くハートフルな作品。怪異とはいってもホラー要素はなく、祓う方も祓われる方も優しいので、読んでいるこっちもほっこりした気分になれます。
匿名
おおー!続きが気になるっ
芦谷一人で大丈夫なのか?なんだかんだと面倒見がいいな安倍野、、
すごい力を持っているのにどこか決まらない2人のドタバタお祓い物語
おもしろいです
無料だったので何となく読んでみたのですが、面白いです。今まで読んだ事のある妖怪シリーズとは少し異なるように思います。いろんな謎がたくさんあるので続きが気になります。
Posted by ブクログ
この頃流行りの妖怪物。
人間よりも妖怪に重点を置いている物語。人は人ならざるものを否定し嫌悪するけど、ふと視点を変えてみれば決して悪いものではない。
妖怪物はいろいろあるし、ぶっちゃけ読みつくした感はあったけど、この作品は他の妖怪物とはどこか違った雰囲気を持っているように思えます。
妖怪の怖さも妖怪の可愛さも上手く描かれていて、それでいて妖怪の抱える悲しみや切なさもよく描かれている。どこか夏目友人帳を思わせる切なさです。
夏目友人帳が好きならきっとこちらも好きになるのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
アニメ化を機に読んでみました。予想していた以上に面白い!
最初は『夏目友人帳』に近いお話かなと思っていたけれど、
夏目が切ない妖譚だとすれば、こちらはよりコミカルで勢いのある妖譚。
モジャが可愛い、安倍さんの制服と着物着用時のギャップが◎。
(そして1巻目の表紙を安倍さんにとられてしまった主人公・芦屋の悲しさよ…)
摩訶不思議☆1.5
何故だろう?退治じゃないから嫌な後味が残らないのかなぁ。すごーく時間が経っても記憶の何処かに不思議な感覚が引っ掛かってる…。ちょっと気になってついつい手を出してしまったけど恐ろしく続いてるのね。地道に行くかな。
妖怪退治ではなく、妖怪祓いという視点が面白い。主人公達が妖怪によりそっている姿に好感が持てます。妖怪にも色々と事情があるもの。一つ一つの話はダラダラと長くなったりしません。
Posted by ブクログ
扉絵のカラーもとてもきれいです!
モノノケに憑かれて体調不良の芦屋くんが出会ったのは、妖怪払いの安倍晴齋。物怪庵ってどこでもドアみたいで便利!掛け軸ともお話してみたい。
1話の白モジャも、2話の目玉鳥も可愛い。絵もすっきりしていて読みやすかったです。イケメンですか?には笑いました。
作者、連載始まるぎりぎりまで作品作りで悩んでたんですね~。モノ作りってたいへんなんだなあ。
温かいお話
もののけに憑かれてしまった芦屋は学校で物怪庵の主・安倍と知り合い祓ってもらう。出て来たもののけはそんな悪い奴らではなく、温かい感じが残ります。全然怖くなくて、むしろかわいい!