あらすじ
【物怪庵(もののけあん)の奉公人・15歳、初めてのお使い。】
いつも不機嫌な物怪庵の主・安倍と一緒に妖怪を隠世(かくりよ)へ祓う仕事をすることになった芦屋。現世(うつしよ)に「笑面」(わらいめん)を取りに行く、お使いを一人で任された芦屋だったが、「笑面」は人間に取りついていて…? そして舞台は隠世へ…。不機嫌主(あるじ)のモノノケ奇譚、新展開の第2巻!
(C)2014 Kiri Wazawa
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Posted by ブクログ
『笑面』のお話と芦屋が隠世(妖怪が住まう世界)へと出かけるお話。
『笑面』のお話はほっこりしました。
お父さんが住職を務めるお寺の一人娘の禅子。それを継ぐのはずっと自分だと思っていたのに、お父さんには『お前に継がせる気はない』と言われてしまった。自分が頼りないからダメなのか、自分が女だからダメなのか、そうやって悩んでいたけど、同じく花屋の跡継ぎを断られた芦屋の話を聞いて思わず涙を流すのでした。
親は子以上に子のことを考えているんですねぇ。
隠世のお話はついに待ち望んでいたあの子の再登場…!
だんだんハマる★2
はなえは特別なのかな?
安倍さんにとって、どんな繋がりになるのかな
小出しに小出しにされて
好奇心でだんだんハマる!そんな感じ。
本編はとにかく、モジャが可愛い!
元はペットだもの、一途よね!
必ず主人の元には帰るよね…。