あらすじ
親友であったはずの石蕗に“女”ではないかと疑いを持たれる沙羅。
そして石蕗は、真実を確かめたい気持ちを抑えきれず…!?
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なんなん、これは
石蕗、あんまりだ…
自分の気持ちに正直なのは結構だけど、力づくでやっちゃアカンでしょ。
話の流れでは致し方ないのかもしれないけれど。
Posted by ブクログ
全13巻通して、この巻が一番ショッキングだろうなと思う。
何を考えているか分からない悪魔的な式部卿の宮のサポートもあり、石蕗は体調不良の沙羅をわが物にしてしまう。
この二人の関係はどう描かれるのだろうと読む前に思っていたのだけど、予想外だった。沙羅は惑乱し、今後は男女の仲にならないと宣言しつつも、友としては石蕗を好きなままなんだね!??
仕事に打ち込むことで、悩みを忘れようと努力する沙羅の姿は凛々しい。
そして、ついに帝と沙羅・睡蓮との間で、恋愛の兆しが・・・。
最後には、四の姫と沙羅の二人が石蕗の子を身ごもっていることが分かり、次の展開が待ち遠しくなった。
どちらとも?!
石蕗のクズっぷりがすごい4巻です。彼は5巻以降もクズです。
でも東宮の事が好きになった弟はどうするのでしょうか?
やっと二人とも性について考える4巻です。
Posted by ブクログ
沙羅は石蕗に女性だとばれてしまった上に襲われてしまって思い悩んで引きこもっていたが帝からの手紙で立ち直る。水蓮(実は沙羅)は帝に見初められ将来の入内をほのめかされる。
帝が水蓮を訪ねた帰りに女の着物をかぶった沙羅をかいま見た場面がと沙羅の乳母あぐりが石蕗を追い出す場面がお気に入り。
Posted by ブクログ
あの事件についてはあっさり描かれている。
で、その後の立ち直りの経緯がなかなか。沙羅と中将と四の姫の微妙な三角関係がなんともいえない。
ちなみに、好きでもない男に奪われるが、立ち直っていく果敢なヒロインというのは、さいとうちほキャラではお馴染み。男に力で屈しても精神的には負けない、という気概を描こうとしてるのかも。
巻末の解説も毎回手が込んでる。次巻が実に楽しみ。
Posted by ブクログ
沙羅双樹が女と知った石蕗は、そのまま沙羅双樹を手込めに。状況としては女と知られたことで同様して茫然自失してた沙羅が流されてしまったって感じですが、「ざ・ちぇんじ」だとキス止まりで、それで妊娠したと勘違いしてたけど、こっちはやっちゃってますから、つわりの症状が出て、かなり恐怖を覚えたと思います。
それにしても、石蕗の野郎は、沙羅を手込めにした上に四の姫とも。確かに夫が浮気相手を連れてやってきて、事実を突きつけるのでもなく二人きりにはさせてくれましたけど、どうゆうつもり?
しかも、宮中とかでもあんなに沙羅ラブラブーってオーラ出して、ばれたらそうすんの?とか相手がどういう立場ってのは、沙羅=女だった!って、ピンク色になっちゃった頭では思いつかないんですよね。独善的に俺が助ける!って解決策もないまま突き進んでいる感じ。
なんか腹立つわ。
今回は弟の話は少なめだったけど、やっと弟と帝に接点ができたし、次巻は弟と東宮の話になるのかな。そっちを楽しみにしときます。
Posted by ブクログ
式部の卿の宮様が直々に沙羅にお呼びをかける。
和歌の会にて沙羅は読み上げの時に倒れる。
人払いをして、助けたのは石蕗。
采配したのは式部の卿の宮。
石蕗に、全てを知られて手を出された沙羅。
思い悩む。
めのと「あぐり」の元へ身を寄せる沙羅。
その間、鴨川が反乱を起こし、東宮が神に祈りを捧げて。
出仕した沙羅に待ち受けていたのは
「暴れ川をどうしたら良いか」と、「睡蓮に会いたい」という主上の言葉。
病という体でお見舞いの品を頂いてしまう睡蓮。
そんな時主上は睡蓮を訪れ、睡蓮が残した上着を被り沙羅が睡蓮と入れ替わり…
主上と目が合う。
四の姫の元へ石蕗を連れて参上する沙羅。
自分が何かを悩む。
そして、沙羅は二人を残して一人で生きてゆく道を選ぶ。
離縁を覚悟して右大臣家に行ったが、もてなしを受ける。
四の姫に二人目懐妊。
つわりの四の姫と一緒に沙羅も・・・??
さて、混乱してまいりました!
私はこの後の展開が大好きです♡