あらすじ
滅びつつある大陸。荒涼たる砂漠を旅するひとりの若者がいた。頭巾からのぞくその顔は女とみまごう美貌。人を魅了してやまぬ紫と緑の瞳はどこか遠くを見つめていた。華奢なその身の裡に大いなる力を秘めた青年アウル・トバティーエ。何処へ、何をめざすのか、孤独な旅を続ける彼は、月の光の導きのまま、ひとりの男装の美少女と出会った……。「月刊ドラゴンマガジン」で絶賛を受けた『風の大陸』。その主人公三人、ティーエ、ラクシ、ボイス、それぞれの秘められた悲しい過去と三人の出会いを描き、壮麗なるロマンの開幕を告げる特別書き下ろし長編、待望の登場。
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Posted by ブクログ
なんだか知らないけれど、ものすっごく古い本を読んでいる気がする。
物語は、砂漠化が進む大陸での話。
砂漠化が進む前は、いろいろな国が力を合わせて平和な大陸だったのだけれど、砂漠化が進んで資源が限られてくると、資源の奪い合いが始まってあちこちで戦争だらけになってしまっている。
また、国の中の内乱もたくさんあって、その内乱に巻き込まれて国から出ざるを得なかったものもたくさんいた。
そんな様々な過去に理由のある3人が偶然なのか運命なのか、出会って、一緒に旅をするようになるまでの話。
まだまだ物語の入り口なので、なんとも評価がしづらいところですが、続きを読んで行きたいなあ……と思わせる作品ではありました。
続きに期待! ですね。