【感想・ネタバレ】風の大陸 第二十四部 白光のレビュー

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Posted by ブクログ

りんの家では、「ぷぅのたいりく」と呼ばれ、親しまれてる「風の大陸」です。

実は、わたしは「太陽帝国編」に入るまで、主人子のティーエのことが、全然、好きではなかったです。
なんか、ロボットみたいな人間だなぁと思っていました。

「顔がいいやつは正義だ」というのが、この世界の掟なんですが(笑・マレシアーナだけが例外かな)、その中でも、特に美しいとされているこの人なのですが、ずうっと、

「それだけかい」

というのがあったんですね。

イルアデルとか、マレシアーナとか、ラクシとかは、それなにり人間らしいところがあって好きなんですが、この人とボイスだけは、とても人間とは思えない。

ボイスは、外伝で彼女が出てきたとき、ちょっと人間らしくなったと思いました。*1

ティーエは、この「太陽帝国編」で、すごい弱かったりする一面を見せてくれたので、この「太陽帝国編」は、とっても面白かったです。

でも、カリスウェンとかは、あんまり好きではないなぁ。
今まで、陰謀のなかを無事にわたってきた人が、「汚れ無き」って本当かなぁと思ってします。
オーラの美しさという、その人の清らかさの絶対的な基準が物語のなかにあって、

「見える人、わかる人にはわかるのよ」

と言うところが、この小説のネックかなぁ。

「すまん。オレには見えん」

みたいな。

それを考えると、グイン・サーがのナリスなんかは、評価する人もいて、大嫌いと嫌う人もいて、バランスの取れた人だったなぁと。
わたしは、ナリスは、やっぱり腹黒いことを考えていたと思っていますが(笑)。みんなの人生狂わせてるのあの人だし。

ただ単に、美形な完璧な男が嫌いですか?
そうかもしれない。

そして、女の子キャラには甘い。
男はみんなそうなのさ(多分)

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2014年04月16日

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