あらすじ
不動産投資対決、いよいよクライマックス!
現金5000万円を元手に街へ飛び出した財前と、ライバル・藤田慎司。財前は、渋谷区の築20年、広さ60m2のマンションに目をつける。しかし、売り出し価格は7000万円……。大人相手の値切り交渉で、中学生の財前がとった「秘策」とは!? 一方、慎司は東京の歴史から「将来価値が上がる土地」を分析する。いつもは冷静沈着な投資の天才が、苦心の末選んだエリアは、まさかの足立区――!? 予測不能、波乱の第15巻!!!
これほど分かりやすい、投資の本は今まで見たことがありません。「投資なんて難しそうだし・・・」と思う方にこそ、是非ご一読いただきたい。
作者は『ドラゴン桜』の三田紀房さん。『ドラゴン桜』では、様々な受験テクニックや勉強法を紹介し、原作は実写ドラマ化もされ、大きな話題を呼びました。『ドラゴン桜』は「受験」がテーマでしたが、『インベスターZ』のテーマは「投資」。中学校を舞台とし、学内でも極秘の「投資部」という部活に、主人公の財前孝史が半ば無理やり入部させられるところから、話が始まります。
この物語では、投資について何もわからない主人公が、多くの魅力ある登場人物たちと関わりながら、投資の重要性や楽しさを知っていきます。投資について学ぶ過程で、ホリエモンこと堀江貴文さんや、iPS細胞の山中伸弥さんなど、実在の著名人も多く登場。現実のビジネスが絡みながらストーリーが進みますので、投資だけでなく、経済についても分かりやすく理解できます。
投資や経済について、少しでも理解を深めたいという方。『インベスターZ』を一つの参考書として、ご利用してみてはいかがでしょうか?
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Posted by ブクログ
ルールは変わるかもしれない、その中でどう動くか。みんなが共感すればルールは変わる、社会は変わる、ひとの心を動かしたところに価値は生まれる。
後書きの谷家衛
灘中、灘高、東大法卒。ソロモンブラザーズ入職。現在は投資家を名乗っている。全寮制の国際高等学校ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン、クラウドファンディングのCAMPFIREの立ち上げに関わる。前者は理念のビジネスなので、勘弁してもらえるのかもしれないが、後者の失敗(赤字連続)は言い訳できない。