あらすじ
成績トップで入学した結果、野球部を諦めて投資部員となった財前孝史の初投資。30億もの資金をつぎ込んだのは、自分が好きなゲーム会社だった。利食い、損切り、リスクヘッジ……。財前に叩き込まれる、あまりに無鉄砲な道塾投資部130年の教え。初めての投資でも絶対に負けたくない13歳が導き出した勝利の鉄則とは――。
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これほど分かりやすい、投資の本は今まで見たことがありません。「投資なんて難しそうだし・・・」と思う方にこそ、是非ご一読いただきたい。
作者は『ドラゴン桜』の三田紀房さん。『ドラゴン桜』では、様々な受験テクニックや勉強法を紹介し、原作は実写ドラマ化もされ、大きな話題を呼びました。『ドラゴン桜』は「受験」がテーマでしたが、『インベスターZ』のテーマは「投資」。中学校を舞台とし、学内でも極秘の「投資部」という部活に、主人公の財前孝史が半ば無理やり入部させられるところから、話が始まります。
この物語では、投資について何もわからない主人公が、多くの魅力ある登場人物たちと関わりながら、投資の重要性や楽しさを知っていきます。投資について学ぶ過程で、ホリエモンこと堀江貴文さんや、iPS細胞の山中伸弥さんなど、実在の著名人も多く登場。現実のビジネスが絡みながらストーリーが進みますので、投資だけでなく、経済についても分かりやすく理解できます。
投資や経済について、少しでも理解を深めたいという方。『インベスターZ』を一つの参考書として、ご利用してみてはいかがでしょうか?
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Posted by ブクログ
「プロスペクト理論」追加で損をしてもそこまで苦痛をかんじなくなる。
株に限らず、物事には出口戦略が絶対必要。
例えば学校の勉強ー教科書に載っている項目を授業に沿って漫然と覚えてくーでもそれは株を買っただけで満足している事と同じ。全く出口を考えていない勉強の仕方。
テストで何点取るか、常にそれを想定して何を覚えるかを選択して学習する。 はじめに出口を決める勉強の仕方をすれば成績なんてあっという間に伸びる。
結果が欲しいなら、入り口ではなく、先に出口を考える。
これはもはや、世の中のルールと言っても過言ではない。
スタンフォード