あらすじ
シンドバッドの故郷、パルテビアで繰り広げられるドラコーンとバルバロッサの
兄弟の戦い…その決着は!!
そして成長したシンドバッドの新たな冒険もスタート! その舞台は『マギ』にて
シンドリア8人将として出てきた‘スパルトス’の故郷ササン。
そこで繰り広げられる新たな冒険とは?
本編マギといよいよ密接に物語がつながり始める運命の第六巻!
「マギ」本編の30年前、七海の覇王と呼ばれた男「シンドバッド」は、ただの少年からいかにして王になったのか。若きシンドバッド少年と、後に八人将と呼ばれる仲間たちが、どのように出会い、仲間になったのか、シンドリア王国はどのように作られたのか…を描く、マギの前日譚です。
本編ではすでに完成された王として主人公たちのそばにいたシンドバッドの幼少期から、ドラコーンやジャーファル、ヒナホホといった八人将たちの若かりし頃が沢山描かれています!もちろん、本編に登場するほかのキャラクターの過去も…!
そして本編同様バトルもアツい…!沢山のジンや金属器が登場します!
本編では語られなかったシンドリア建国の歴史も描かれた本作は、原作ファン、特にシンドバッドやジャーファル、マスルールなどのシンドリアファン必見の一冊です!
感情タグBEST3
とてもボリュームある6巻
6巻は内容ボリュームがとても多かったですねぇ~
・ドラコーンとバルバロッサの闘い
・シンドバッドとダリオスの闘い
・天空都市アルテミュラ王国の訪れ
ドラコーンの姿が、、あの姿になったね!
眷族としての力が覚醒してしまった。
あの姿がしっくりきます。
個人的ですが、アルテミュラ王国には訪れたいです。
色街、、行ってみたい!
面白い
今回はドラコーンが眷属器と同化した経緯や、ササンへの初訪問、バアルの魔装などてんこ盛りでした。ヴァレフォールの魔装も楽しみです。
Posted by ブクログ
今回はササン王国編とアルテミュラ王国編の冒頭を載せている。
ササン王国編については少し評価が難しい。このテンポの良さは好ましいところだが、それだけに先行きが予想されるミストラスに対する感情移入の度合いが相当薄いし、シンドバッドと騎士王の対決もかなり強引になっている。第六迷宮攻略の際も思ったが、シンドバッドの冒険は物語上かなり強引さが目立つ。これは言い換えれば、展開の妥当性を欠いているとも言い換えられる。
強引な手法、という点で第六迷宮はまだしも良かったのだけど、今回は強引かつ身も蓋もない恫喝外交であり、これはさすがにどうかなと。シンドバッドの強さは(最強の主人公を描く際に出てしまうような)強者が弱者をいたぶるのにも似ていて、あまり印象がよろしくない。
今回は物語のテンポ感を重視して星四つと評価したが、次のアルテミュラ編には期待したいところだ。力で圧する展開ばかりが続くと、さすがに考え物である。