あらすじ
ある義勇兵が深い傷を負い、山中で一人その人生の終焉を迎えつつあった。
死に間際、彼は思い出す。元いた世界の残滓を。そして、疑問を抱く。
――この“グリムガル”という世界とはなんなのか?と。
一方、千の峡谷(サウザンバレー)を抜けオルタナを目指し東へ進んでいたハルヒロたちは、道中の森で、巨大な猿のようなモンスター・グォレラたちの襲撃を受けていた。レッドバックというリーダーに率いられたグォレラの群れに苦戦を強いられる。辛うじて追撃を振り払い、逃げ込んだのはオークの出来損ないが隠れ住む村だった……。
アニメ化もした十文字青の冒険物!「グリムガル」という地に過去の記憶がないまま飛ばされたハルヒロたちが、生きていくために義勇兵となって、大変な思いをしながらも魔物たちと戦っていくストーリー。
この作品、なんといってもその精巧な描写が特徴です。まるで本当に生きているかのような。まるで実際にそこにいるかのような。弱い敵だと思いがちなゴブリンでさえ、一体倒すことが大変。そのことを思い知らされるのも醍醐味です!
もちろん、ゴブリンを倒すことだけでは物語は終わりません。そんな環境におかれたハルヒロたち主人公は、いろいろな出来事に戸惑いながら前に進んでいきます。圧倒的な力の前に、危険な目に会うことも数知れず。出会いと別れを繰り返し、彼らは成長します。信頼し、お互いを大切に思うことで、乗り越えていく彼らにもう目は釘付け!ぜひ楽しんでください。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
グォレラとジェシーランド編。
ユメってあんなに言葉崩れてましたっけ、、ここ数巻でどんどん進行してる気がする。まあユメはそれでいいけど。
そんなことは結構どうでもよくて、ラストがびっくりしたし、勘弁してほしい。
ここからラブコメするんじゃないんかい!って感じです。
次巻でどうにかならんか、、
Posted by ブクログ
最初はセトラとハルヒロとのやり取りが面白くて笑えたり、それでいてメリィの心情やグリムガルとは何なのかと言う物語の核心的な話しにも近づいていく感じでワクワクしながら読み進めていたが…
まさかのまさか、まさかの結末で…この巻のタイトルってそういう意味なの?嘘でしょ…?と最後はもう泣きながら本を閉じてしまいました。そしてしばらく放心状態。
衝撃的すぎて、早く続きを読んでこの辛い気持ちを払拭したい気分です。続きが良い話しになるとは限りませんが…
待った甲斐があった
まずは次の話が凄く気になりました。
それほど今回の話はのめり込めるし、それぞれの想いを抱きながら葛藤して、自己嫌悪し、少しのすれ違いが起きていく。けど、結局は仲間が好きだからこそ、ハルヒロがみんなに慕われ、好かれているからこそ、ハルヒロたちは大丈夫なんだなぁと率直に感じました。
けど、最後メリィがあんな感じになってしまったので今後ハルヒロ達の心情や、ヒーラーがいなくなるという現実をどう受け止めていくのか。それとも次巻予告で方法があると言っていたので、生き返るのでは?と想像したりしています。
もし、あいつが帰って来た時はハルヒロを怒るのではないかなぁと、、、。
とても次巻が気になって眠れません笑
Posted by ブクログ
里での騒動をおえ、セトラを加えたハルヒロ一行はオルタナへの帰還をめざす。しかし、危険なモンスター、グォレアの群れに襲われ半オークたちの村にたどり着く。村からの収奪を検討し潜んでいたところを元義勇兵の男ジェシーに捕まり、村で働くことになる。彼はグリムガル以前の記憶を持ち合わせているようだ。グォレアの群れが村へ来襲し、ジェシー率いる村のレンジャー部隊とともに熾烈な戦いを繰り広げる。
グリムガルに関するキーパーソン登場。セトラの加入で甘い(?)雰囲気が漂う。メリーは相変わらず。しかしラブソングは届か、ない! 次巻へいいところを引っ張って終了。十文字先生、はやく次巻を、、、
この展開は ヘヴィだわ(泣)
お互いを 微妙に意識しだした ハルヒロとメリイ 煽り役 セトラにいい感じに掻き回され
更に ハルヒロの負傷 それを見て溢れ出したメリイの想い もう コレはこのイベント乗り越えたらカプ〜〜ル誕生‼︎
おめでとうございます|( ̄3 ̄)| 的な期待していたら この展開 ここで・・・ 次回に続く って 十文字 青様 そんな殺生な〜〜(泣)
やっぱりキツイ
9巻まではなんとか読んで納得もしてたけど、今巻は最初からキツく特に最後の展開は酷く感じた。まぁ、フラグっぽいものを回収したかな。