あらすじ
ギルド戦が終結し、マフィアとも休戦中の探偵社。しかし、敦と国木田は因縁深き人物の関わる事件に巻き込まれる。さらに、元探偵社員の力を借り、白鯨墜落時にハッキングを仕掛けきた謎の組織を調査するのだが…!?
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天涯孤独の少年・中島敦が、とある事件をきっかけに異能力者そろう「武装探偵社」に入社し、変人ばかりの仲間たちと共にさまざまな事件を解決していく模様を描いたサスペンス&バトルマンガ。
この漫画の魅力は、なんといっても登場する「文豪たち」。
太宰治や江戸川乱歩、与謝野晶子や宮沢賢治……。誰もが一度は聞いたことのある名だたる「文豪」たちが、異能力バトルで大暴れするんです! 厨二心くすぐられすぎる。
それぞれのキャラクターが固有の異能力を持つのですが、その文豪の著名な作品をモチーフにした能力が多く、例えば与謝野晶子の能力名は「君死給勿(きみしにたもうことなかれ)」という治癒系の能力。な、なるほど……!!
特に、思い入れのある作家が新キャラとして登場した時の「キターーーー!」感は秀逸です。他の漫画では味わえない、「あ〜あの作品だからそういう能力ね〜、なるほど〜〜〜(ニヤニヤ)」という独特の楽しみ方をプレゼントしてくれます(笑)この体験、私は7巻で発狂しそうなほど味わいました。
文学好き・能力バトル好きは必読の一冊です!
感情タグBEST3
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匿名
成長する敦くん
すっかり敦くんも探偵社の顔。懇意にするカフェへの暴力に対する報復や、自身の過去への精算、国木田の事件。これが探偵社の日常ですね。それにしても文ストの表紙、もちろん素敵なんだけどどれがどの巻かわからないかもしれないw 色のタッチがとても好き。
国木田
今までの話ではっきりとした活躍が見られなかった国木田の活躍回がある。短編とはいえ彼の信念がよく分かる。ドストエフスキーの能力はいったい……。
やる気はその時々
大きな戦いを終えて息抜きをしようと思ったその頃、探偵社と同じビルにある店が襲われて……容赦なく叩きにいきますわ、そりゃ。
無関係の店を襲撃する相手は野放しにしとけんわ。
そりゃ、太宰さんも動くわ。
布団は安定すぎるww
Posted by ブクログ
ひとつ大きな事件を終えてキャラ別読み切りをいくとかと、次に繋がる敵の登場の巻。
モンゴメリはレギュラーになりうるのか。
いやでも今回鏡花ちゃんも出なかったしな……鏡花ちゃん期待してたのに……あのまま敦と同居してるんだろうか……。
国木田君はいつも通りいい味出してた。
与謝野先生もかっこよかったし。
樋口さんはかわいそうだった……。
しかし山田花袋…ああなるか……。
アニメから!
アニメを観て続きが読みたく購入いたしました。
教科書で出てくるような文豪達がモチーフとなったキャラクターや異能に知ってると嬉しくなります!
ダークファンタジーが好きな方はおそらく好きなジャンルです!
Posted by ブクログ
敦の右眼がうずくカバーの下はポートマフィアのゆるふわ会議。次の闘いまでの一話完結回が続くと見せかけて、なかなか大事な情報が詰まっています。
「父の肖像」は敦と孤児院の院長の話。今となっては彼の真意は確かめられないものの、敦を作ったのは彼の信念。許されることではないけど、敦は彼がいなければきっと今ここにいない。
「独り歩む」は国木田さん当番回。文はやはり幸田文か。国木田さんの正義と理想とは。小説で読んでいると、国木田さんこそタフだと思う。
「Addict」やや日常ギャグ寄りの回。銀の正体とか、新キャラの花袋とか。樋口ちゃん、このまま裏のない人でいてください。