あらすじ
横浜の街に白鯨が落ちるタイムリミットが迫る中、敦は仇敵・芥川と船内で遭遇!フィッツジェラルドとの三つ巴の戦闘に突入する。強大なフィッツの異能を前に、白鯨落としを阻止したい敦と芥川が取った行動とは…!?
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天涯孤独の少年・中島敦が、とある事件をきっかけに異能力者そろう「武装探偵社」に入社し、変人ばかりの仲間たちと共にさまざまな事件を解決していく模様を描いたサスペンス&バトルマンガ。
この漫画の魅力は、なんといっても登場する「文豪たち」。
太宰治や江戸川乱歩、与謝野晶子や宮沢賢治……。誰もが一度は聞いたことのある名だたる「文豪」たちが、異能力バトルで大暴れするんです! 厨二心くすぐられすぎる。
それぞれのキャラクターが固有の異能力を持つのですが、その文豪の著名な作品をモチーフにした能力が多く、例えば与謝野晶子の能力名は「君死給勿(きみしにたもうことなかれ)」という治癒系の能力。な、なるほど……!!
特に、思い入れのある作家が新キャラとして登場した時の「キターーーー!」感は秀逸です。他の漫画では味わえない、「あ〜あの作品だからそういう能力ね〜、なるほど〜〜〜(ニヤニヤ)」という独特の楽しみ方をプレゼントしてくれます(笑)この体験、私は7巻で発狂しそうなほど味わいました。
文学好き・能力バトル好きは必読の一冊です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
良かった言葉
太宰治 君は探偵社の凡てを知らない
自分自身の凡ても知らない
凡てを知ることは誰にも
出来ない
それを『可能性』と云うんだ
私はこの言葉を聞いて、「確かに凡てを知ることなど不可能なのかもしれない…」と思いました。
なぜなら、例えばどんなに身近にいる人でも四六時中一緒にいる人などいません。つまり、凡てを知っているとは言えません。
それに、どんなことにも表があるように裏もあると思うんですよね…
それは良いことも悪いこともあると思いますが、表裏があるからこそ面白いと思います…!
そして、それを可能性と言うのだと私も思います。
表を発見したら、裏があるのかもしれないという可能性が出てくるし、
右をみたら左にはまた違うものがあるのかもしれないという可能性が出てきます。
私は、可能性はとても良いものだと思います!
可能性が消えないから、不安になることもあると思いますが、もし、誰もが凡てを知るようになったらきっと面白くないと思います。
私はこの本を読んで、可能性の素晴らしさを学びました!
これからは今よりももっと沢山の可能性に気づけるようになれると良いなと思います!
匿名
新たな双黒
敵対する組織同士の一時休戦と一時協力、はい好き!!!特に若手の2人が嫌々ながらも協力して敵を倒す様は、どの作品でも素晴らしい光景ですね。
どハマりしています!
アニメにはない描写があり、疑問に思っていた部分の穴埋めができたように感じます。面白かったです!登場人物がみんな魅力的!
芥川最高!!!
芥川が敦に向ける敵意のわけがわかり
(歪んでるかもだけど)人間らしさがあって
憎めないやつ〜
素直じゃないなぁ〜
かわいいなぁ〜
なんて思いスキキャラになりました💖
匿名
白鯨
白鯨編終了。ドストエフスキーとそれに加担するホーソーンの動きが怪しい。新たな双黒は誕生するのか?ラヴクラフトはいったい何者なんだ……白鯨の異能を改造できるくらいだし、組合によって作られた存在だったりするのかな。
タイトル回収
戦いの最中、太宰さんがタイトルを回収していきおった。
いつもだらけている癖に、良い所を持っていきやがる。
そして、芥川さんは安定のヤンデレキャラだな。
容赦ねえ。
鏡花ちゃんは良かったねって。
Posted by ブクログ
ギルド編完結。芥川の天魔纒鎧カッコ良すぎる。あとは芥川と敦くんの月下獣羅生門虎叢が好き。そして次なる敵、『死の家の鼠』。ここでとうとうロシアの大文豪ドストエフスキー登場!面白くなって参りました。
Posted by ブクログ
いろいろいい巻です。
敦くん芥川さんぺアバトルいい。
フィッツジェラルド、10万ドルとか50万ドルとか金額なの現実的www
太宰さんから、ストレイドッグスという言葉ががでてくるのもこの巻の推しポイントです。
第2部完
アニメ第2シリーズはここで完結だった。アニメの織田作之助の話って原作じゃなくて小説の話だったんだ、とここで初めて理解しました。というかアニメでやった太宰さん関連ってもしかして全部小説から引っ張ってきてるんですかね?
Posted by ブクログ
ギルド編完結。鏡花ちゃんが社員に。小説を読んでいるとまたちょっと違う面が見えてくる太宰さん。そのシルエット…! ギルドのメンバーのこれからも気になりつつ。太宰さんはどこまで読んでいるんだろうか。