あらすじ
時は大開港時代。港町・横濱の小さな喫茶店・カモメ亭。そこで働く小さな女の子・ちろり。移ろう季節の中で精一杯生きていく小さな女の子の小さな四季の物語。
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匿名
最小限の会話ですすむ大正時代の喫茶店
黙々と描かれる日常の所作や風景がゆっくりとした時間の流れを作ってくれます
言葉が少ないぶん絵に意識が集中してヒュウーマンウォッチング的な面白さがあります
風情を楽しむ
明治時代の横浜の喫茶店が舞台。
その時代の暮らしをゆったりと楽しむ作品です。
着物姿のちろりさんとマダムの所作や姿の美しいこと!
台詞も少なくて感慨にふけることもできます。
電気も水道のない、ロウソクと水瓶、裁縫道具、
テーブルも椅子もコーヒーカップまで美しいと感じる。
色々な意味で「萌え」ます。
ちひろさんの出自やマダムとの出会いなど気になりますね。
感情タグに「懐かしい」「ノスタルジー」が欲しいですね。
レトロ感がすてき。
最初はどんなストーリー?って思ったけど・・・あっという間に引き込まれます。独特の雰囲気。風景描写も細かく美しくて、絵画を見てるよう。
ちろりちゃん、不思議な少女でも所作が大人びて色気さえ感じます。マダムのお人柄にも惹かれます。カフェのお話だけど、実際あったら行ってみたい。カフェに来た人々との交流を描くストーリーです。ちょっとノスタルジックな現実逃避できます。
月
臥待月
【出が遅いので寝て待つ月の意】
寝待ちの月。
聞き慣れない、とっても素敵な言葉だったので調べてみた。
文字が少ない文、絵や構図がとても素敵で色っぽい、明治時代の喫茶店が舞台。
Posted by ブクログ
明治時代の横浜を舞台に、喫茶店を営むマダムと、一緒に働く少女ちろりの日々をつづった物語。
着物、珈琲好きさんにはたまらないだろうし、それらに興味がある人ももっとハマってしまう作品だなぁと思います。ちなみに私は後者です。
小山愛子先生の着物愛がバッシバシ伝わってくる「カモメ亭の朝」は眺めて楽しむという感じ。セリフがない話はしょっちゅうで、それがこの作品の良さなんだろうなー。基本的にゆったりとした時間が流れているので、現実でバタバタした時ほどこの作品に癒されます。
お勧めは「行く年」。これを読むとつい自分も珈琲を淹れたくなる。そしてちろりの笑顔がなんともかわいい…!
Posted by ブクログ
明治あるいは大正期、文明開化の横浜、カフェで働く女の子 ちろり とカフェの女主人をはじめとする、彼女を優しく見守る人たちの なんということのない 淡々とした日常。
こういう雰囲気は好き。
ちろりの家庭事情や生い立ちなどは全く語られず、そのあたりが伏線というわけでもなさそう。
カフェがあって、かわい女の子がいる、という前提を受け入れて、愛でる漫画。
Posted by ブクログ
こんな漫画を待っていた!
時代や風景、着物…全てがストライク。 ちろりみたく、丁寧に真摯でありたい。
セリフがほとんどない、横浜やカフェの情景も素敵です。
Posted by ブクログ
サブタイトルの「横濱海岸通り21番地-B 海の聴こえる喫茶店にて」の通り、若いマダムと少女が切り盛りする明治時代の喫茶店が舞台。
どこか森薫のシャーリーを思い出す雰囲気。萌えではないけど、萌えに近いものがあるかも。
娯楽的要素よりかは文学要素寄り。
漫画好きにおすすめしたい漫画。
ちなみに自称漫画好きの私はこの手の話がどストライク。
Posted by ブクログ
明治の頃のカフェが舞台。なにより作者がこの世界観を愛しすぎてならないのがビシビシ伝わってくるのがすごく良かった。あと、着物を着たときの首筋というか、見返り美人図的な艶めかしさがよく描かれてると思います。
匿名
新感覚
これまでに読んだことのない新しい感覚の漫画です。
絵だけでこれだけストーリーを伝えられるものなんだと驚きです。
たおやかな描写と最低限の文字数が喧騒な現代と切り離し、ゆっくりとした
時の流れを体験させてくれます。
Posted by ブクログ
着物スキーなので、ずっと気になっていたのをまとめて購入しました。
まさかの13歳!
そんなに幼いと思っていなかったので驚きましたが(労働基準法はまだないのか)まあ一種のファンタジーのように捉えています。
何てことのない出来事が綴られていて、ちろりのそしてマダムの優しさ、温かさにほっこりとさせられます。
買って良かった(^_^)
なんだか
ふんわり、ちょっと不思議な雰囲気の作品。
今なら中学生ぐらいの着替えシーンから始まって
面食らったし、主人公は何者かは全く語られない。
ただ珈琲の薫りがするような。
Posted by ブクログ
明治時代の横浜にある喫茶店を舞台にしたお話です。
店主のマダムさんとお手伝いをする少女ちろり。とてもほのぼのとしていて、素敵な雰囲気の作品です^^
ロリエロっぽいのが
何か主人公にロリエロっぽさを求めてる感じなのが気持ち悪いです。
中身のない漫画でした。
あといくら夏物の着物とはいえあんなスケスケにはなりません。